原発事故の解決方法

   

原発事故の収束が見えない。素人が解決策など分かろうはずもないのだが、小出先生がラジオで明確な意見を述べられていた。まず、今の状況は解決に向かって居るどころか、終息へ向けた道筋にすら立っていないこと。まず正しい現状認識に立たなければならないこと。当初から言われてきた、冷却が出来ないということに原因がある。大量の高濃度汚染水の処理が障害に成っている。汚染水の処理は一時間でも早くやらなくてはならない。ところが、10週間経過した今も、何の前進もない。この愚鈍、無能、決断力の欠如。情けないやら、今更ながら怒りが溢れて来る。この間唯一良かったことは、再臨界に成らなかったことぐらいだ。どうすればこれほどひどい対応でいられるのだろう。原発というものの、必然性としてやむえないものであるなら、原発というものは即刻停止するのが当たり前のこととなる。怒りで思考が停止してしまうほどだ。

小出先生が言われるには、汚染水の除去。タンカーに汚染水を入れて、柏崎刈羽の廃液処理施設まで運ぶのが最善の策。柏崎までピストン輸送して処理する。これだけである。問題はあるそうだ。タンカーの操縦士の被ばく。柏崎での処理能力の限界もある。しかし、それどころではない、もうこれしかない緊急事態であると言われていた。政府にも提言しているそうだ。しかし、政府は無視しているそうだ。怖ろしい事態だ。アルバ社が処理施設を傍に作るとか、処理タンクを緊急に作るとか言っている。しかし、時間がかかるという点に問題がある。今や垂れ流しで冷却している。注入する水の量を減らせば、温度がすぐ上がってくる。汚染水は溢れ出ている。当たり前である。穴だらけだ。一時保管している建屋だって漏れだしている。このままでは怖ろしい量の汚染物質が海に流れ出すままに成りかねない。もうこうなれば人類の生存に対しての罪悪は許されないほどのものに成る。

タンカー案は3月にはすでに出ていた。にもかかわらず取り上げられずに、事態の悪化に向かっている。その原因の一番は政府が状況の深刻さを自覚していないからである。あの楽観的な工程表を作れば、その通りなると、空想しているかのようだ。当事者東電の他人ごとのような官僚的対応。1カ月たって見直しするかと思いきや、何とかなると相変わらずの、鈍感。なぜ、タンカー方式が駄目なのか。接岸が難しい。汚染水の処理が出来ない。台風が来たらどうする。作業員が被ばくする。確かにタンカー方式に問題もあるだろう。少々の問題があろうとも、このままではだめだということである。アルバ社にお願いするなら、柏崎の処理施設の改善だろう。その方が早い。ともかく緊急を要する。ああもう10週無駄にしてしまった。

日本人の置かれた、この哀れな状況。海水注入を止めろという指示をしたしないの国会喚問。現場の吉田所長の独断でこの馬鹿げた指示が、なんとか無視されていた。多くの人の命を救ったのかもしれない。もしこのまま海に汚染水を垂れ流していたら、もう日本は国際社会にまともには顔を向けられない。タンカー方式が何故、2ヶ月も無視されてしまったのか。それとも十分考慮され、何か隠されている障害でもあり、不可能だということなら、状況は言われているより悪い。水曜日にやっと、お茶と土壌の結果が送られてくることになった。相当に高いことは覚悟しているが。土壌の公表の仕方を検討して行かなくてはならない。足柄平野一帯の空間線量の測定を行った。ほぼ。行政の発表と同じであった。このことはまた細かく報告する。

 - Peace Cafe