レジ袋の有料化

   

スーパーに行けば、段ボール箱をもらい、買った商品を入れて、レジ袋ももらう。レジ袋は幾らあっても重宝である。例えば、カボチャの苗にかぶせて、苗植え付け初期に、保温と風除けに使う。使い道は幾らでもある。スーパーでもらう位では、足りないで購入することもある。買い物に行く回数自体が平均より少ないのかもしれない。レジ袋が環境によくないというのは、割り箸問題と同じで、気分の問題もある。割り箸も、レジ袋も使い捨てっぽくて、いかにも文句が付けられそうだ。「マイ箸」からの意識改革という流れは良いけど、竹の割り箸など結構感じは良いし、竹藪の押し寄せてくる状態からして、使うほうが良い。そんなもの高くて使えない、こういう意見もあるが、先日値段を見てみると、何と2円はせず、木製と較べて、1,5倍位で売られていた。

日本製でないとか、とんでもない消毒液がかけられているとか、意見があるのかどうかも知らないが、竹割り箸ももらって帰りたくなるぐらい感じはいい、当然もらって帰ったこともある。その後注意されるので捨ててしまっている。そういう意味では、大衆食堂の箸の方はプラステック製が増えてきた。それもいいのだが、こうなると、私にはマイ箸の必要性がある。良い塗り箸で食べたい。それのほうが美味しいのだ。私が食べている箸は、結婚祝いに石川県の友人が、輪島塗のものをくれた。とても感じのいいものだ。それ以来だから、1万食は食べただろう。割り箸と同じく1食分1円以下と言う事になる。レジ袋もそうだ。プラステック製品だって、元はといえば植物だ。問題は利用の仕方にある。水道の塩ビ管など、地中で頑張っている。あれをステンレスにしろとか、いう主張もあるが、あれはあれで大切に利用すべきだ。素晴しい製品である。

レジ袋を有料化したら、100円ショップでレジ袋が4倍の売り上げになった地域があるそうだ。レジ袋を購入しても、利用する道はある。買って使い捨てにするのも問題ではあるが、ビニール袋でなければできない使い道もある。エコバック持参はいいのだけれど、ただでもらえる、ダンボールはまらうことにしている。ダンボールコンポストにも使うし、最近はダンボールの植木鉢も実験している。結構丈夫なもので、使い道はある。は水性の塗料の効果を見ている。缶詰の缶だってとても大事なものだ。私はアルミ缶を絵を描くときの水入れにするが、すばらしいく重宝だ。レジ袋も使い方は幾らでもあって、薄くなったとは言え、まだ5回ぐらいは使える。充分使う。それさえしっかりすれば、レジ袋に罪はない。

プラステック類の問題は、製品の素材に統一基準を作ることではないか。せめて三種類以外は作らせない。再利用しやすい素材に限定する。再利用できないような、燃やすしかないような素材の場合は、100年ぐらいは使えるものにする。色を付ける事も基本禁止にする。できるだけリユースにする。だから形状についても統一する。それで売れないと考えるなら、ビンに戻す。可塑剤とか、使い勝手を良くするものが加えられるらしいが、それも出来るだけ限定して、統一する。安さの追求でなく。プラステックの有効利用の方を真剣に考える方が良い。富山環境整備の担当者の説明では、半分は燃やすしかないと言われていた。こんな状況のなかで、再生技術だけ、油化技術だけ、研究しても問題は複雑化して、消費者から見えなくなる。

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