下の畑

   

下の畑は、ほぼ四角い畑で20メートルかける25メートルの5畝。南傾斜地で一番下のはずれに、みかんが6本ある。暖かくなったら、5月になるか。根本にはこんにゃくを植える予定。20メートルの畝が、16本取れそうだ。上から、畝に番号を振れば、2番3番4番にジャガイモを植えた。1番はサトイモにしようと思っている。5番ほうれん草、コカブ6番、なす、ピーマン、オクラ、空芯菜エンサイ。7番、ごぼう、8番、キャベツ、9番、トウモロコシ、10番ネギ、11番インゲン、12番、大根、13番、中玉トマト、14番ニンジン、山芋15番カボチャ、のように割り振るつもり。庭の畑の方は、今は冬野菜とタマネギだが、今後はショウガ、ミョウガ、アスパラ、シソ、ハーブ類、山椒、ふき、にら、など、長く畑にあるものにしたい。昨日はアスパラを5本植えた。

2月が今日で終わるけれど。2月は思っていたほど農作業がなかった。土の準備畑の準備が大半で、畑にはジャガイモを植えただけだ。タマネギ、絹さや、そらまめの草取り、をした。昨日はもの足りなうなって、夕方暗くなってから畝たてをした。いい季節だ。もうそれほどは寒くない。身体を動かしていれば丁度いい。畑からは夕やけ空に黒々とした、明星だけが見える。この景色が良くて、少し耕しては、眺めていた。この山は形がいい。大きな山ではないが、風格のある山形をしている。上部の自然林の色合いも、面白く、頭の中では何度も絵を描いている。部落の人と話すと、あそこが学校林で、何度も下草刈りにいった。学校を建て直すための山だそうだ。山火事があったのはあの辺りだと、もう少し下を指していた。

今食べているのは、コカブ、サニーレタス、菜花、秋じゃがいも。サトイモは掘ればまだあるはず。たまねぎがついに終わりそう。カボチャは味は落ちてきたがまだある。大根と、キャベツはそろそろ食べ始める。いよいよ端境期、やはり3月が一番物がない。農の会の集荷場では、相変わらず、8品近くが集荷されている。すごい技術力が付いたものだ。大根、キャベツ、白菜、にんじん、長ネギ、山芋、サトイモ、菜花、ジャガイモ。今年はまるで私のところは出せるようなものがない。去年はそれでも菜花の、割に品質のいいものを作ったので、少しは出荷した。今年はそれも無理そうだ。

セルトレーの蒔種器を作っているが、なかなか難しい。最初の試作品は板の厚さが、よくなかった。むしろアクリル板で作った方が上手く行きそうだ。種籾が引っかかる。2粒程度という穴に、均一に入れるというのが、案外に難しい。もう少し頑張らないと種蒔きのときに大変なことになる。セルトレーは300穴と思っていたら、288穴だった。根巻き防止セルトレーと書いてあるが、根がすんなり下の穴から地面に伸びる。と言う意味なのだろうか。とすると、脇にある溝が根を導くと言う事なのか。500枚のセルトレーと言うのもすごい量だ。去年の100枚と併せると、600枚。苗取りにいかに苦労してきたかだ。昔の人は早朝に、先ず苗取りをして、その日に植える分を取ったと言う。苗床が違うのか。どんな工夫をしていたのか。これはどうにもわからないところだ。
今日明日には、雛の孵化を始める。

書き忘れた自給作業。稲の苗土づくり、2時間。ジャガイモの植え付け。1時間。畝たて、1時間。田んぼのそばかす撒き、30分。タマネギの草取り、30分。2月自給作業の累計11時間。

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