2月の自給畑

      2016/08/11

2月は農作業の、全てが始まる月。春節2月7日。旧暦のお正月。ここからが本当の意味での、農作業の1年が始まる。いよいよ苗づくり。畑を有効に使うためには、苗を上手く利用するのが、一つのやり方。もちろん直播がいい場面もある。その辺の組み合わを細やかにやるのが、自給畑の工夫。いずれ、ハウスが居る。ここはビニールに感謝。ハウス内に踏み込み温床を作るのが有効。レタス、キャベツ、ピーマン、ナス、トマト、カボチャ、胡瓜、後で直播するにしても、この位は、一応は試みる。当然苗土が大切で、ここには少し手間をかける。雑草の種のない土と鶏小屋の古い土(鶏土)に混ぜて、水を加え寝かせる。寝かしては水を加え。3回。これを苗土にする。3ヶ月くらいはかけた方がいい。いい苗ができたと言う事はないので、確信はないが、そこそこだと思っている。これは一月中に済ます、ぎりぎり昨日最後の積み込みをした。

畑のほうも、畝たてを始めた。冬の間に、畑には時間を見てはそばかすやら、鶏小屋の土を何度か撒いて置いた。畝を立てて、溝にやはり、古い鶏土を蒔く。そして、又耕運しておく。1ヶ月ぐらいすれば、1年使える畑になる。最初はジャガイモの植え付けになるが、植え付けの前、1ヶ月にそこまではしておく。そうすると、かなり良い畑土ができる。自分なりに気に入った土を作ることが、基本。これで後が楽になる。3月に入れば、植え付けになる苗もあるので、ともかく畑の準備に入るのは春節から。今年の冬は雨量が多く土の状態がいい。ホクホクしている。あれこれ草は生えているが、この段階では余り気にしない。2年間耕運管理だけで、耕作はされていなかった畑。3年は農薬化学肥料は入っていない。

その、今年メインになる下の畑は、ほぼ四角い畑で20メートルかける25メートルの5畝。ちょっと下がった南傾斜の一番はずれに、みかんが6本、根本にはこんにゃくを植える予定。20メートルの畝が、15本取れる予定。上から、畝に番号を振れば、2番3番にジャガイモを植える準備をした。1番はサトイモにしようと思っている。4番は中玉トマト、5番は胡瓜かな。6番、なす、7番、ピーマン、オクラ8番、キャベツ、9番、トオモロコシ、10番ネギ、11番インゲン、12番、大根、13番、ほうれん草、コカブ、空芯菜エンサイ。14番ニンジン、山芋15番カボチャ、のように割り振るつもり。庭の畑の方は、今は冬野菜とタマネギだが、今後はショウガ、ミョウガ、アスパラ、シソ、ハーブ類、山椒、こんにゃく、ふき、にら、など、長く畑にあるものにしたい。作った事のないものでやってみたいのが、くわい。

今年は、栽培全体を整理して、手をかけない自給を目標にする。野菜だけで、200坪ぐらいの畑を管理することになるが、これがほぼ4人家族の野菜量になるはず。一人で働くわけだから、どのくらいの労働時間になるかが、興味深い。また、収穫量も記録の必要がある。これを一年一回りやってみたら、色々集計が出来上がるはずだ。そこまで行けば、自給自足の体験希望者の受け入れを、始めることができる。今は出来る限り人に伝えられるように、整理してゆくこと。
昨日は、畑に鶏土を入れたのだが、不思議な事にその後、雨になる。天気予報は晴れであったにもかかわらず、突然の雨が結構降った。撒いた鶏土が畑に早く馴染むように、天も協力してくれているような気がする。

自給作業:苗土づくり、畑の畝たてと鶏土入れ。2時間。1月の累計:16時間

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