開発審査課の急な対応
昨夜、ブログを読んでかと思うが、開発審査課の課長補佐と主査が二人して尋ねて見えた。行政の人はブログチェックは良くしている。私も読んでいるだろうという前提で書いている。実名だけは勘弁してくれ。こういう訳だ。その場では、「行政職員は公人だ。役所での対応は、許可権者という権力を持った上で、市民と対応している。そこでの対応は公にして構わない、と言う前提ではないのか。もし私が書いたことに、間違いがあるなら、それは申し訳ないことなので、早速訂正の記事を入れて謝罪する。」こう返答をした。自分たちも聞いていたが、間違いという訳ではない。理解の仕方が違うと言う事はあるが、記事は事実であると2人して確認した。そこまで確認できるなら、実名は消してもいい。その確認の事実も、書いていいと確認した。しかし、相変わらず私の疑問が解決したわけではない。
1、私が12月5日、開発の内容を説明して欲しいと役所に聞きに行った時、何故、開発行為に伴い、周辺住民への説明を、きちっと行うように、業者を指導しなかったのか。
2、開発行為に伴い、協力土地の関係者の全員同意の判を、業者に求めないのか。全員同意は必要ではないと、答えた理由は何処にあったのか。説明に見えたお二人は、小田原市の方針として必要と言われていた。
3、水路について、私と、業者に対してと、対応が異なる理由は何処にあるのか。
4、市街化調整区域の宅地開発は、農業地域に宅地が混在すると言う結果を招く。その為に、農業の特に畜産業の当然な行為が、行いにくくなる、場合も多々ある。この点に対する。行政の指導はどうなっているのか。
開発業者に対し、何のわだかまりもない。開発業者に依頼された、測量会社の人が説明し、問題がなかったと、役所に届け出ているらしい。どういう誤解が起きているのだろう。何故、業者は説明に来ないのだろう。と書いていたら、「説明に行くと言うので、」日程の打ち合わせの電話があった。きちっと話し合うことが大前提だ。私が判を押さなければことが進まないと言う、前提が作られて始めて事が動く。役所がそれなりに動けば、業者は対応するのだ。これを見ても、役所の対応がいかに大事かがわかる。役所が、3分の2の同意でいいなどと言っていたら、業者は楽な3分の2で事を進める。しかし、開発協力地の同意は3分の2でいいなどと市民に法律論を述べ、業者に対し全員同意でなくてもいい、などと指導している行政は、先ずない。市民を追い返すために、売り言葉に買い言葉で、そういう安易な事を、発言する辺りがいけない。
役所の職員はどんな仕事をしているか、考えて見れば、市民の暮らしを守る為に、市民に成り代わって、様々な対応をしている。これが基本だろう。その意味では中立と言っても、どちらかと言えば、その場に暮している市民の側に立って、そこで、新たに出現した事態が、暮らしに対し差し障りがないように心配りする。この精神ではないだろうか。重い腰をやっと上げ、役所に行くときに、市民がどんな緊張感を持っているか、理解しているのだろうか。役所は自分達の暮らしを守ってくれる所でなく、どちらかと言えば、暮らしを侵害する一翼を担っている。こんなイメージが形成されている。それは、久野ではダック裁判で、充分に理解した。裁判で負けて、初めて神奈川県は対応を変えた。わからずやの住民の為に、公共の福祉が妨げられる。こんな思いが行政にはあるのかもしれないが、ぜひとも謙虚に、公正にやって欲しい。