開発審査課
昨日は、小田原市役所の開発審査課に隣地で予定されている、開発行為に対する、質問をしに行った。対応してくれたのは、Oさんだ。この件で伺ったのは2度目だ。12月の5日に最初聞きに行った。隣の家が、平塚の業者に土地を売った。売ったうえで、自分の家の畑だった場所を、自分の家を建てると言う事で、農地の転用を申請した。それは受理されて、そこに現在家が出来上がった。しかし、自分の売ってしまった家の部分が開発されて、道路が出来あがらないと、現在完成した家に正式には住めないらしい。その前からある家の部分が、現在開発申請がされている。私の家はその土地と、西側と北側の2面で接している。斜面地であるので、工事についてはどのような形になるか、この点を心配してきた。もう4ヶ月ほど前、開発の図面を持って、測量をされた会社の方が、説明に見えた。その場でお聞きしたがどうなるかよくわからないと言う事だった。
そこで必ず、説明に来て欲しい。どんな工事をしてもいいという訳ではない。とお願いした。所がその後全く見えない。仕方がないので、市役所の開発審査課に内容を聞きに行った。所が「民、民の問題」だから、行政は関係がない。と取り合ってもくれない。しかし、開発地域には協力地として、私の農地も入っている。つまり、何らかの処置をしなければならず、段差があり、しかも小田原市の水路があるので、簡単な事ではない。このように言うと、O氏はそれは農政課の水路担当の事だから、ここで言うな。と更に取り合わない。それから1ヶ月がたって、申請が受理されただろうから、それでどうなるのか教えてほしいと、もう一度聞きに行った。理由はわからないが、まだ受理されていない。と言う。何故私の同意が不用なのか。お聞きすると。建築許可には必ずしも範囲の地主全員の同意は要らない。このように説明する。
しかも、私が嘘をついて地主であると、言っているかもしれない。そんなあやふやなものに対応する必要もない。ここまでひどい発言をする。では、私が正式な地主であるか。そちらで確認して欲しい。とお願いすると、そんなことを行政がする訳がない。更に言い募る。全く驚いてしまった。水路については、私が10年前に越してきたときには、水路をまたぐ、入り口となる道路を改修するに当って、水路は現状存在しないのだから、そのまま直していいかと、申請すると。何と水路があるがごとく、トンネルを作らなければいけないと言われた。その強度まで指定された。しかし、上部で水路だった所が、すでに家になってしまっていて、馬鹿げていると考え、そんな無駄な事をしないで、済ましたい。と言うと、諏訪の原までの水路関係者全員の了解の印を貰ってきなさい。ここまで言ったのだ。
それが、何と今回は、業者に対しては、水路は既にないものとして扱うので、関係がないと言うのだ。何故、こうも行政の対応が、私に対したときと違ってくるのか。一体小田原市役所はどうなってしまったのだろう。今回この周辺に10棟あまり家が作られるらしい。それは悪い事ではない。もう荒れてしまい竹薮になるだけだった場所に、家が建つのだから、悪い事ではない。しかし、何故、市街化調整区域の農地に家が建つのか。不思議な気はする。これは今後の為にも知りたいところだ。その理由を聞いても、全く説明はないので、今のところはわからない。この開発行為に異論があるわけではない。しかし、農業地域の市街化調整区域が、住宅地として開発される場合。それなりの配慮がなければ、乱開発になり、地域の形成が出来なくなる。行政には地域住民への説明が必要なことを思い出してもらいたいものだ。