ゴミ広域処理、市民には知らせず。
21日佐々木ナオさんが一般質問をした。傍聴をした。ゴミ広域化の問題を質問してくれた。市長や副市長が普通の事を答えているようで、良く考えると大変な答弁をしていた。広域ごみ処理について、現在小田原、湯河原、真鶴、箱根で、広域ごみ処理協議会を検討している。1、これは国、県、からの指示でしていることで、当然の事をしている。2、こうした、いわゆる迷惑施設の伴う問題の検討に、市民を加えると、とんでもない事になる。3、現在検討している内容、素案公表の時期については答えない。このような事を繰り返し答弁した。何も言わないのだ。と最初は、そんなものか程度に聞いていた。しかし、時間が経つにつれて、これはこの一年の小澤市長の態度変化に基づいていることが分かる。一年前は市民を加えた検討を考えると言っていた小澤市長だ。
ごみ問題こそ、市民と共に考えなければ、解決不可能な問題だろう。迷惑施設こそ、市民と共に考えると言う事が、より重要に成るだろう。私が環境課に聞きに行っても、何も教えてくれない原因が分かった。ゴミ問題の解決に県も県民と協働してゆく事を表明している。以前は小澤市長も市民との協働を発言した。それが随分と後退したものだ。市民への信頼感のような物は微塵もない。市民は愚かな、取るに足らない、存在だ。そう宣言している事に気づいていないのだろうか。小澤市長が言う市民は、迷惑施設などの検討に加えたら、どうにもならない市民だ。そんな愚かな市民だから、小澤市長を4回も選択してしまったのだろうか。市民の代表として、市長になっていることを理解できているのだろうか。市民を愚弄して、市長の立場はありえないことも、理解できないのだろうか。
ゴミ問題の解決。これをなぜ市民が検討しないでいいのか。市役所に任せておけばいいのか。そんなことだから、ゴミの減量が進まないのだ。市民がゴミを自らの問題として、取り組まない限り、ゴミは減量できない。これから、生ゴミの堆肥か。など取り組むべき課題は大きい。広域化するなら、手分けして新たな取り組みをしなければ意味がない。そうしなければ、ゴミが見えないところで処理される、市民から離れた問題になってしまい。ゴミ問題の解決は遠のくことになる。本来、ゴミは小さく見えるところで処理すれば、減量できる。上勝町はゴミの収集をやめたそうだ。そこまでやれば、ゴミは減る。ゴミはその辺においておけば、知らないうちに、全てなくなり終わり。これでは絶対に減量はできない。
市民を信頼しない、行政と市長。結論がでるまでは、全てを秘密にして進める手法。これで小田原が、良くなるとは思えない。城下町ホール。駅前再開発。そしてゴミ処理広域化。どれもが問題化してしまうのは、行政がやることは間違いないという、思い上がりから来ている。市民と共に考えると言う、市民自治を忘れたところに原因する。市民を加えると、混乱すると思い込んでいる。これでは市民も成長できないし、行政も堕落する。あまりに旧態依然とした、市の姿勢に落ち込んでいる。これは市長を4選した市民が問題だったと言う事だろう。市長の言う市民の意思は、自治会にあるらしい。それなら、是非とも久野の自治会に確認して欲しい。現在検討している、焼却施設を久野に持ってくることの是非を、自治会に確認して欲しい。市長の好きな連合自治会長に確認して欲しい。