小田原市 市議会選挙
ピースカフェを一緒に始めた、「佐々木ナオミさん」が小田原市議会選挙に、立候補する覚悟だと言う。佐々木さんはCAPの活動や米飯給食推進活動をしてきた。ともかく子供のみかたということで、いろいろ動いている人だ。
佐々木さんと始めて会ったのは、おしゃべりサロンで農の会の話しをさせてもらった時だ。「私、こんな派手な顔してますが、日本人です。」とかいって、元気一杯で、おしゃべりをしていた。ご主人と、子供の塾をされているということだった。
その場で農の会に入りたい。即決断して、中原さんの田んぼに加わり、味噌の会やお茶摘など、一緒にやってきた。
カンが良くて、積極的で、こんなお母さんが新しい市民社会を作るんだろうな。と思っていた。
思いはみんなにある。でも、誰かが最初に手を上げないとならない。それは、中々、覚悟のいる、大変な事だ。
小田原市の現状はどうだろうか、駅前の再開発と、城下町ホールに大きな予算が割かれ、無理強情に進められている。やはり100億円事業になるであろう、ゴミ広域化処理に伴う、ゴミ処理の再編では、聞きに行っても何も決まっていない。の繰り返しで、全てが決まるまでは、市民には伝えない、こういうやり方だ。
城下町ホールのボタンの掛け違えは、設計をコンペにしたところに始まる。コンペにして、東大の教授に選定してもらう。この背景に起こることを、予見するのが、市会議員だ。背景に起こる、悪意の介在の可能性も見抜かなければならない。市民に変わって、そうしたことを調べ伝えることが、市会議員の仕事だ。
もちろん、そんな能力は誰にもある訳では無い。専門家である必要は無い。個人の力など知れたものだ。そこで、大切な事は、聞く耳を大きく持つことだ。その仕組みを議員の背景に持っているかどうかだ。ゴミのことなら、誰と誰に相談して見る。子供のことなら、あのグループと話してみる。こうした、幅広い情報収集能力と、何が問題かを見抜くカンだ。この厚みがどれほどあるかが市会議員の資質だ。
残念ながら、小田原市の大半の市会議員は、その能力に欠けていた。自分で忙しく動いている人はいるが、厚みのあるブレーンを作っていない。だから問題が悪化するまで気付かない。
そして、多くの市会議員は地域代表であり、利権代表だ。地域の集まりというと、意見は出さないが、顔だけは出す。
肝心なゴミのことで質問をしても、全く知識がない。通り一遍な事は答えて、事情通のところを見せようとはする。ところが、基本的な方向を決めている、今という時期の重大さに認識がない。世界全体のゴミ処理の方向、日本の考え方の間違え、そして県の迷走。そのつけが小田原市の現状に表れている。しかし、ゴミ処理は市の専権事項だ。独自の考え方を持つことはできる。
佐々木さんに風穴を開けて欲しい。硬直化してしまった小田原市議会に、おかあさんに出て行って欲しい。因習化した、名誉職のごとき認識の、古臭い市議会の世界を、新風で一新してもらいたい。
私の知る限り、佐々木ナオミさんは、最もふさわしい人でしょう。
是非、佐々木さんを小田原市議会に送り出したい。 そして、小田原の可能性を100%発揮させたい。
来年の4月まで、全力で佐々木さんを推そうと思う。小田原の方には、このことでお願いをいろいろしますが、
ともかく、話を聞いてみてください。