自給畑の8月

      2016/08/08

毎年の異常気象で、おかしな天候が例年どうりで、つい当たり前と思ってしまいます。7月までの日照不足は、ハラハラさせられた。舟原や坊所のように、谷間でただでさえ日照時間が短いところでは、今年の稲の生育は何処でも大変悪いようです。イモチ病も水口では、何処の田でも出ているようです。

坊所の田んぼでは、田植え後は例年以上の分結が進み、これはすばらしいと思った6月でした。所が、7月は全くの低温日照不足。又冷害かと、ヒヤットしました。8月に入り、つゆあけ10日で確かに晴天が続き、やっと夏が来ました。これで、収穫がないという事は無いでしょう。

でも、今更分結が来るという事もないようで、株そのものの充実に向かっています。大きな葉が伸びて、色も濃く、葉の厚みもあり、4,5日で見違えるようです。キヌヒカリを作っている、仲間の田では、例年どうり、すでに出穂です。だから早稲は厭です。こんな状態で穂が来てしまえば、7月の遅れを取り戻す機会がありません。坊所はアキニシキですから、その点はまだ挽回できる機会が残されています。

畑の方は、なんでも今は這い回る物が優勢です。どた瓜をたくさん直播したので、これが所狭しと這い回り、暑さ知らずです。その合間にサツマイモ、戦うように、かぼちゃが伸びる伸びる。這いずり回る物にやられてのが、ピーマン、ナス。これは、カメムシにやられたこともあって、すでに終わってしまいました。

唯一出来たのが背の高いトウモロコシ、これは一本に実が2本つくという、初めてのことだった。他所の畑では普通の事ですが。所が、狸かな。ハクビシンかな。食べられてしまいました。それにしても草だけは元気だ。2週間に1回は草刈をしているのだが、それでもすっかり埋もれてしまうほど、伸びがいい。

養鶏場のほうでも、篠竹の進出がすごくて、ちょっと怖いほどになってきた。火曜日には仮払い機で頑張って刈り倒そう。夏場に汗をかいて刈り倒すと、来年の出は少し衰える。今年は家の隣の竹薮の整理に追われて、養鶏場の整備は遅れた。やっと、竹の出が衰えたので、養鶏場のほうに集中しないとまずい。

大豆は今のところ順調だ。伸びもそこそこいい。この調子で行けば今年の、味噌の会はついに自給味噌になる。他にいいのはトマトがあった。これは結構成り続けている。もう早いのは5段は越えたので、10段越えることができるかもしれない。つるは地べたに這いずるように、落とし始めている。毎食トマトは食べている。

昨日はお茶畑の草取りがあった。20人ほどが集まり、1時間ほどで、草取りが終わった。草が減った。劇的に減った。毎回取り尽くしていたら、草に勝った。こんな経験は初めてで、大勢でやれば、草も取りつくせるのかと、驚いた。

池の蓮は花が来ない。葉の大きさは直径60センチ、高さは2メートルまで伸びた。立派に美しく、成長はしたのだが、花がない。そういう種類もあると聞いたから、それに当ったのかな。循環農園の蓮田は、白い美しい花がきたそうだ。隣の田んぼに蔓延って行きそうだというから、元気がいいのだろう。蓮は雑草取りが無いし。いい作物かもしれない。

今日は集荷場の棚作りをやる。材料は準備できているので、すぐ終わるはずだ。デジカメを持って行って、あちこちの田んぼ較べてみよう。そうだ、一覧の写真をこのブログに載せれば、皆に確認してもらえるだろう。

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