菜の花茶会開催
春の好天に恵まれて、楽しい菜の花茶会になりました。
菜の花の花粉の香りに包まれ、花びらの黄色のまぶしさに、取り囲まれていると、この上ない幸せを感じます。
ここで、お茶会への第一歩は入り込めたと思いました。
最終的には随分の人になり、30人の定員を超えてのお茶会になりました。
お菓子の準備が30のつもりだったのが、数がおかしくなりました。
落雁は手作りの物はおいしいですね。香ばしくて、大豆そのものを食べているようでした。季節ごとに、いろいろの落雁がいいですね。
酒饅頭は、仕込んでからの時間設定が、寒いので長くと思っていたのですが。
もやし、が不足してしまいました。その為ふくらみが、少し足りず、残念でした。
でも、具については自分なりに満足した物になりました。
なんといっても菜の花が、ゼリーの中に浮いている美しい水菓子は素晴らしかった。下に沈んだ、緑がほうれん草で出来ていると言うのも驚きでした。食べる作品と言うのも面白いですね。
酒饅頭は今度味噌の仕込みの機会に再挑戦します。
絵のほうは、楽しく描かせてもらいました。今度やる、9条の応援歌という展覧会に出すつもりです。平和を伝えると言う場合、私は平和な空気を伝えると言う事だと思っています。こうありたいというものを指し示すような絵でありたいと思っています。
来年までには各自、自学自習で、お茶の作法程度は聞かないでもわかるようにしたいものです。基本的に失礼が無ければ、それでいいと私は考えております。お茶を頂く事に礼を尽くすわけですから。作法にこだわり、気持ちの自由を失う事より、精神の緊張を高めてゆく事に専念したいと思います。
2回の予定が、3回の開催になったわけですが。そのうち、作法の説明付きと、説明なしとに分けたらどうでしょうか。私は説明なしに出たいです。始めてやってみたいと言う人も沢山居る訳ですから、説明ありも必要でしょう。
後半の茶話会のほうでは、千田さんから生産者のお話と言うのを聞ければよかったのでしょうか。菜の花を作る苦労話や、摘んだ菜の花の調理法など。農の会のお茶会らしくてよいのではと思いました。
農の会のお茶会は、農作業や暮らしの日々の中に、心を静まらせる時間を持つために行うのだと思います。各自が日常の中で、お茶を立てる習慣を持ち、それがお茶会として、大きく開かれる。そうした物でありたいです。
しかし、人数が多くなると言う事は、親密なさじ加減が出来なくなって、前回より難しさを感じました。
まだ、スタートだと思います。これから回を重ねながら、少しづつ、農の会らしいお茶会が出来ればと思います。