高齢者運転講習を行った。

   

高齢者運転講習に出かけた。75歳になるとやらなければ免許更新が出来ない。まだのぼたん農園に通わなければならないので、免許は必要なものだ。免許更新の3年ごとに行う必要がある。石垣島では自動車教習所で高齢者講習が行われている。他でのことは知らないが、普通そう言うことなのだろう。

感じの良い青年講師の方が、老人のペースに合わせて講習を行ってくれた。神奈川の自動車教習所は対応のひどく悪いところだった。老人6人が仲良く雑談をしながら、講習を受けた。もう何度も皆さん受けていて、初めての私は初心者講習と言うことになった。

これから三回はどうしても受けたい。できればあと4回ぐらいは受けたい。95歳になっているさすがにこれはダメだろう。92歳で合格できるのだろうか。生きていればのことだが。免許返納をすることは考えていない。免許返納など認知症への道だ。合格できる間は受けるつもりだ。

自動車教習所は日曜の朝の太極拳をやっていた前里公園に隣接している。様子もよく分かっているので、安心して受けることが出来た。運転はうまい方ではないと自覚しているので、いつも慎重な方だと思う。試験だからさらに慎重に、右を見て左を見て、一時停止は確実にと、わざとらしくやり過ぎた。

運転はいつも気をつけていて同じ道しか通らない。夜は基本のらない。スピードはほどほど。石垣島は全体に車は走らせやすい。老人でも運転できる。これが小田原に行くとやはり、運転が難しい。何故か、やたら競争心の強い車に出くわわす。都会に行くと運転が荒いというか人情が荒いのだろう。

待っている間の老人の話は沖縄では運転が出来ないと言うことになった。島の運転は優しくて良いと、口をそろえて言われていた。確かにそうなのだ。駐車場から出てくる車を車道で止って待つ人が多い。皆さん石垣に来た人だったのだ。本島とは言わないで、沖縄というのだ。ここは沖縄島ではなく、石垣島なのだと改めて思った。

都会での運転では追い抜き、割り込み、煽り、ヒヤッとすることがままある。小田原ではよほど注意運転で速度などのろのろ運転である。馬鹿馬鹿しいので自動車事故は絶対に避けたいと思い、慎重すぎて危ないのかもしれない。小田原での運転の方は、そう長くは続けるべきではないのだろう。

高齢者講習での認知症テストは記憶テストである。実はこれは楽しみだった。16のものを覚えるのだが、記憶力がそもそも弱い私でも、何とか覚えられる易しい問題である。それでも16の内3つ思い出せなかった。ただ、メロンが覚えられなかった。そもそもメロンを食べないし、メロンという言葉になじみがない。メロンを思い出すのに時間を費やした。

これが、3年ごとに3ずつ減るのかもしれない。半分思い出せなくなったら終わりなのかな。しかし、教習所へ行くときに練習をすれば大丈夫である。覚えるパターンは4種類だそうだから、事前にすべてを書いて覚えておくことにしよう。連想で思い出す方は何とかまだ思い出せた。

一緒に受けた人は6名である。男性5人女性一人。一人の女性は何と89歳だそうだ。同じぐらいかと思った。8500円が講習料だった。3時間半かかり、運転まで行う。運転で興味深かったのは、人によってコースや内容が違った点だ。少し走り、怪しいところを重点的に繰り返させるようだった。車庫入れなど毎日やっているので、とくいな方だが、残念なことにやらなかった。

前回の70歳の講習の時に、速度を上げて運転した。40キロの所は40キロまで上げないと行けないのかと考えたのだ。所が後でスピオードを上げすぎだと言われた。違反しているわけではないのに、おかしいなと思ったが、カーブ手前で速度を落とせと言うことだった。今回はそういうことがないように、のろのろ運転で走った。

それでもずいぶん長く走った。まるでその昔、教習所の免許試験を受けたときと変わらない位走った。丁寧な試験をしているものだ。長く乗っているのに昔より上手になっていると言うこともない。乗り慣れた自分の車なら、もう少し上手に出来たはずだ。つまり、自分の車しか乗らない方が良い。レンタカーでも軽自動車が良い。

小田原では車に乗らないわけには行かない。と言うことは小田原に行けるのもそう長いことはないのかもしれない。もう一回高齢者講習を受けるぐらいだろうか。もし車を使うとしても、限定的になるのだろう。バスかタくシーで行くことになる。それでも行くのかどうか判断するときが来る。

同じ車でもトラックターは70歳を超えてからの方がうまくなった。乗ることが多くなったからだ。のぼたん農園ではトラックターのロータリーをハンマーモア-に付け替えて使っている。ハンマーモア-の運転はロータリーとは違う。トラックターの構造やら、修理なども以前よりは出来るようになった。

ユンボなど70歳までは、全く乗れなかったものが、一応役立つレベルまで乗れるようになった。作業に使えるようになった。工事現場でのユンボ操作などを観察して、大分覚えたのだ。まだまだだが、70歳でもユンボは乗れるようになると言うことだけは確かだ。ユンボが来てから、良く乗るので、大分良くなってきた。

やはり軽トラが一番好きだ。軽トラが運転しやすい。少し運転席が高いから良い。早く軽トラの電気自動車が出来ないものかと思っている。ないわけではないのはよく知っている。時々ネットで探しては、まだまだなと見ている。もう少し実用的で性能の良い軽トラになったら買うつもりだ。中国製の安くて良いものが出来ないものだろうか。

スズキがEV軽トラの実証実験を始めたという。農家の方に貸し出して、走行の具合を確かめているらしい。どう言う農家にお願いしたのだろうか。農家といってもも利用法は人によってまちまちである。乗用車的に乗っている人も少なくない。4WDでオオトマの軽トラ電気自動車。屋根にはソーラーパネル。もちろんアトリエカーになる。

売り出しはいつ頃になるのだろうか。ダイハツの方はどうしたのだろうか。やらないはずはないが、確かスズキはインドでEVの軽自動車を販売していたはずだ。140万円とか、言っていたはずだが、記憶違いか。スズキのEVの方式は、蓄電池に工夫があるらしい。止めておくときにこまめに充電しても電池が劣化しにくい方式らしい。

高齢者講習で失格免停にならないうちに販売して貰いたいものだ。

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