高齢者運転講習を行った。
高齢者運転講習に出かけた。75歳になるとやらなければ免許更新が出来ない。まだのボタン農園に通わなければならないので、免許は必要なものだ。免許更新の3年ごとに行う必要がある。石垣島では自動車教習所で高齢者講習が行われている。他でのことは知らない。
感じの良い青年講師の方が、老人のペースに合わせて行ってくれた。老人6人が仲良く雑談をしながら、講習を受けた。もう何度も皆さん受けていて、初めての私は初心者と言うことになった。これから三回ぐらいは受けたいものだが、85歳で合格できるのだろうか。生きていればのことだが。
自動車教習所は日曜の朝の太極拳をやっていた前里公園に隣接している。様子もよく分かっているので、安心して受けることが出来た。運転はうまい方ではないと自覚しているので、いつも慎重な方だと思う。試験だからさらに慎重に、右を見て左を見て、一時停止とわざとらしくやり過ぎた。
運転はいつも気をつけていて同じ道しか通らない。夜は基本のらない。スピードはほどほど。石垣島は全体に車は走らせやすい。老人でも運転できる。これが小田原に行くとやはり、運転が難しい。何故か、やたら競争心の強い車に出くわわす。都会に行くと運転が荒いというか人情が荒いのだろう。
追い抜き、割り込み、煽り、ヒヤッとすることがままある。小田原ではよほど注意運転で速度などのろのろ運転である。馬鹿馬鹿しいので自動車事故は絶対に避けたいと思い、慎重すぎて危ないのかもしれない。来れもそう長くは続けるべきではないのだろう。
高齢者講習での認知症テストは記憶テストである。実はこれは楽しみだった。16のものを覚えるのだが、記憶力がそもそも弱い私でも、何とか覚えられる易しい問題である。それでも16の内3つ思い出せなかった。これが、3年ごとに3ずつ減るのかもしれない。半分思い出せなくなったら終わりなのかな。連想で思い出す方は何とか思い出せた。
一緒に受けた人は6名である。男性5人女性一人。一人の女性は何と89歳だそうだ。8500円が講習料だった。3時間半かかり、運転まで行う。運転で興味深かったのは、人によってコースや内容が違った点だ。少し走り、怪しいところを重点的に繰り返させるようだった。車庫入れなど毎日やっているので、とくいな方だが、残念なことにやらなかった。
前回の講習の時に、速度を上げて運転した。40キロの所は40キロまで上げたのだ。所が後でスピオードを上げすぎだと言われた。違反しているわけではないのに、おかしいなと思ったが、カーブ手前で速度を落とせと言うことだった。今回はそういうことがないように、のろのろ運転で走った。
それでもずいぶん長く走った。まるでその昔、教習所の試験を受けたときと変わらない位走った。丁寧な試験をしている。昔より上手になっていると言うこともない。乗り慣れた自分の車なら、もう少し上手に出来たはずだ。つまり、自分の車しか乗らない方が良い。レンタカーでも軽自動車が良い。
小田原では車に乗らないわけには行かない。と言うことは小田原に行けるのもそう長いことはないのかもしれない。もう一回高齢者講習を受けるぐらいだろうか。もし車を使うとしても、限定的になるのだろう。バスかタくシーで行くことになる。それでも行くのかどうか判断するときが来る。
同じ車でもトラックターは70歳を超えてからの方がうまくなった。乗ることが多くなったからだ。のぼたん農園ではトラックターのロータリーをハンマーモア-に付け替えて使っている。ハンマーモア-の運転はロータリーとは違う。トラックターの構造やら、修理なども以前よりは出来るようになった。
ユンボなど70歳までは、全く乗れなかったものが、一応役立つレベルまで乗れるようになった。作業に使えるようになった。工事現場でのユンボ操作などを観察して、大分覚えたのだ。まだまだだが、70歳でもユンボは乗れるようになると言うことだけは確かだ。ユンボが来てから、良く乗るので、大分良くなってきた。
やはり軽トラが一番好きだ。軽トラが運転しやすい。少し運転席が高いから良い。早く軽トラの電気自動車が出来ないものかと思っている。ないわけではないのはよく知っている。もう少し実用的で性能の良い軽トラになったら買うつもりだ。中国製の良いものが出来ないものだろうか。
スズキがEV軽トラの実証実験を始めたという。農家の方に貸し出して、走行の具合を確かめれるらしい。農家と入っても利用法は人によってまちまちである。乗用車的に乗っている人も少なくない。4WDでオオトマの電気自動車。屋根にはソーラーパネル。もちろんアトリエカー。
売り出しはいつ頃になるのだろうか。ダイハツの方はどうしたのだろうか。やらないはずはないが、確かスズキはインドでEVの軽自動車を販売していたはずだ。140万円とか、言っていたはずだ。スズキのEVの方式は、蓄電池に工夫があるらしい。止めておくときにこまめに充電しても電池が劣化しにくい方式らしい。
高齢者講習で失格にならないうちに販売して貰いたいものだ。