のぼたん園の稲刈りが始まる。

   

0番田んぼ

1番田んぼ

 のぼたん園では初めての稲刈りが始まった。改めて田植えからの経過を載せる。1月1週目に海水選をして、溜め池の種籾を浸した。一週間が経過してはと胸状態になり、苗代には種まきをして。0番田んぼには直播きを行った。

 播種5週目で4葉期前後になり田植え、田植え6週目10葉期前後になり生育調査。
田んぼ名 播種日 田植日 分ゲツ数 高さ 品種 気付いたこと
0番

1.16 直播き
田植え
12 62 トヨメキ6月18日稲刈り直播きで進んでいる。
1番 1.16 2.28

ハルミ 6月18日稲刈り田植え後の生育が良いが、早く穂が出る。
2番 1.16 3.2 10 48 トヨメキ直播きを失敗して、補植苗で田植え
3番 1.16 2.23 12 50 トヨメキ
悪天候の田植え初心者
4番 1.16 2.26 11 54 トヨメキ
5番 1.16 2.27 40 トヨメキ
7番 不明
3.20
4.3

ヒトメボレ箱苗 稚苗
8番 3.27 直播き

マンゲツ

 0番田んぼの直播きをしたトヨメキを6月18日に稲刈りをした。153日で蒔かれた種は刈り取られた。水に漬けた日から数えると160日である。一部だけ田植えをした。5葉期の苗を植えたのだが、田植えから125日と言うことになる。

 1番田んぼのハルミも稲刈りをした。生育障害が起きて、初期不安定になるような状態で、13葉期で止葉になり穂が出てしまった。ハルミは明らかに石垣島の気候に適合しないで、生育が狂った。今になって無効分ゲツがでている。穂も小さい上に粒張りも悪い。

 残念な稲刈りだが、石垣島の気候に合わない品種があると言うことだ。一番の原因は夜の気温が下がらないと言うことにあるとみている。夜温度が下がる必要がある品種は石垣島には適合しないようだ。

 2月28日の田植えだから、田植えから数えると、110日の稲刈りと言うことになる。もう少し置いておければ良かったのだが、稲の様子が中途半端なために、これ以上稲刈りを先にのばすよりも早めにかる決断をした。

 トヨメキは多収品種である。問題は味である。今回、早くできたお米を食べてみたい。どんな味になっているかである。有機農法で作るとお米の味は変わる。食べてみなければ分からないと思っている。多収米でも美味しいお米になる可能性があると考えている。

 初めての崎枝での稲作は風が強かった。これから風対策をどのようにして行くかが課題だ。大苗は稚苗よりも風に弱かった。一本上よりも三本上の方が風に強かった。田植えが遅い方が風に強かった。直播きは風に強かったが、その後の生育には問題があった。

 色々まだ分からないことがある。それでもトヨメキのできは良い。トヨメキならば、10俵とれる可能性は高い。トヨメキに関しては問題は味だろう。まだ食べてみていないのでこの点はまだ何とも言えない。

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