コロナ死者数は深刻化している。
コロナの5回目のワクチンを打ちに行った。最近ワクチンを打ったことで死んだ人が15人いるということが報道されていた。私の知り合いでもひどい後遺症で一ヶ月も体調が優れなかった人がいる。ワクチンをためらうような情報が出てきているが、それでも年寄はワクチンは打った方が良い。
一晩経ったが全くの変化がない。5回とも熱も出ないし、注射のところが居たくなると言うようなことも無い。何か気が抜けたサイダーのようで、効果も無いのではないかという方を心配している。これで台湾に行けるので一安心である。
ワクチンは身体に良いものではない。必要悪なものだ。打たないですめば、その方が良いに決まっている。ワクチンという悪いことと、コロナ感染というもっと悪いことを比較しているのだ。ワクチンを打たないでコロナに感染してしまえば、老人には死の病である。高い確率で死んで行くのだ。70歳を超えたらば、いくらかのリスクがあってもワクチンは打つべきだ。
そもそもの私はワクチン反対の考えである。自然養鶏の経験でワクチンは不要と考えてきた。人間も同じだと思う。基本ワクチンをやらないですめばその方が良いに決まっている。鶏の場合、淘汰の考え方で強健な鶏の選抜が出来る。
人間の場合それでは優性思想になる。優秀な人間を選抜をするというのではナチスである。人間は歳をとっても、病気がちであってもコロナにかかるリスクを減らすために、ワクチンが必要になる。コロナと老人の関係は明らかに、老人はコロナに対して弱者なのだ。必要悪のワクチンを必要としている。
70歳以上とそれ以下でのコロナ死亡の確立は極端に違う。正確に比較する事はできないのだが、姥捨て山のコロナ感染かと思うほど、老人には過酷な病気なのだ。特に肺が悪い老人には致命傷になると考えた方が良い。私はその対象者だ。
コロナの蔓延は死者数で見ると最近は1日300人に近づいている。第3派が来ていると考えた方が良い。感染者数や重症者数は余り当てにはならない。一番ぶれないコロナの蔓延状況の判断は、どのくらいの人が死んで行くかだと思う。
コロナの蔓延の度合いが見えると思う。いかにもピークが過ぎつつあると言う一般に広がっている観測は、そうありたいという願望に過ぎない。これは何度も裏切られて、今に至っている。コロナとの新しい対応というのは、コロナに対して過度の社会的な隔離はしないと言うことだが、老人はその結果リスクが増している。
PCR検査数や、治療薬の出現、コロナウイルスの変異。しかし、結果としては死者は増えている。死者の数で今のコロナの危険度が分かる。その意味ではパンディミック3年目となった、2022年がコロナの流行の山なのだ。死者数の3つの死者数の山はすべて2022年にある。
コロナを感染症の程度を示す2類から5類に変えるという考えは、医療機関や行政の負担軽減と言うことが目的に在るだけで、感染者の医療はないがしろにすると言うことだ。2類には結核がある。5類にはインフルエンザがある。病気の深刻さとは関係の無い対応に見える。コロナの深刻度が軽減したわけではないことを死者数が表している。
もう一つ大きな要因は公費負担である。現在ワクチンも治療も2類なので公費負担である。5類に成ればすべて自己負担と言うことになる。ワクチンもそうなるのだろう。自己負担にして、ワクチンを打つ人が減少すれば、医療機関が崩壊しないだろうか。政府も財政難で費用がない。しかし、老人のことを考えてくれるならば、まだその時期ではないと思う。
多くの知事から5類変更希望が出ているが、70歳以下なのだろう。経済と行政負担の軽減なのだろうが、5類に変更して大丈夫とは老人である私には思えない。コロナは死者数から判断すべきものなのだ。オミクロン株に変異して、病原性は弱まったなどと主張することは死者数から見れば完全な間違えだ。
この山はさらに続いて行く可能性もある。もしかしたら、これからが本格的なコロナ流行なのかも知れない。経済のためにはコロナで死者が出るのは年寄なのだから、余り重視しない方が良いというのが、政府の考えというか、社会の本心のように見えるが、ひがみか。
若い人はもううんざりだ。いい加減にしろと叫んでいる感触がある。確かに年寄が医療崩壊に輪をかけたのでは申し訳がない。なんとしても感染しないようにやって行かなければならない。日本の累計死者数は53、318人。世界では6,665,052人 の死者数である。
一つの感染症で5万人以上が死ぬというのでは、大変な病気である事は間違いが無い。やはり年寄の外出禁止以外に打つ手はなかったのだ。何故中国がそれをやらないのか不思議な気がしている。それをやれるのは中国だけだろう。
たぶん中国でもこれが出来ないのは、年寄が権力を握っているからだろう。70歳超外出禁止だと、習近平が再任されない理由になる。もうすぐ70歳になる。中国が出来なかったくらいだから、世界中で老人が権力にいるのだから、出来るわけがないだろう。
コロナに対応するには暮らし方を変える以外にないのだろ
う。多くの人が実際に暮らしを変化させている。いやコロナに暮らし方を変えさせられた。結果的に徐々に、都会と地方の立ち位置が変化をしている。田舎暮らしも悪くないという若い人が、増えてきた。
う。多くの人が実際に暮らしを変化させている。いやコロナに暮らし方を変えさせられた。結果的に徐々に、都会と地方の立ち位置が変化をしている。田舎暮らしも悪くないという若い人が、増えてきた。
行動に移さないまでも、人間の考え方に変化を与えている。ペストが宗教を変えたように、コロナは人間の生き方に変化を与えるのかも知れない。ペストが流行して、ルネッサンスまでは100年くらいはかかったのだ。人間が変わるには100年ぐらいは必要なのかも知れない。
コロナによって、野外生活の意味が再確認されただろう。大勢が集まる場合は室内がリスクが高い。本来大勢が集まるのは野外が良い。国会だって野外で運営されればもう少し、良いものになるだろう。雨だから今日は休会ぐらいで丁度良い。
野良仕事はいかにも人間らしいものだ。野外で身体を使うというのが本来の人間だ。それなら感染症の蔓延もない。ペストの流行も石の家での都市生活が始まったからだろう。コロナともうしばらく付き合わなければならない。今が一番危険度が増している。こう考えて生活して行く。