パソコンの買い替え

   

今使っているパソコンは富士通のFMⅤ-deskpower FMVFG90DBY 2010年 5月27日から保証開始とある。7年半毎日使っているパソコンである。特に壊れたことはない。機能を十分に使っている訳ではないのだと思う。7年半も使っていながら、その内容を完全に把握していないというのもおかしなものだが、人間の脳も十分には使ってないらしいから、脳と似ている機能がパソコンという事になるのだろう。その前には2台のパソコンを使った。それぞれ5年くらいで買い替えをした。ソフトが重くなりスムースに動かなくなった。3台目のパソコンになる。割合使えている感じだ。10年は使うつもりで購入した。しかし、今のパソコンは20年は使える機械に変わったようだ。多分壊れなければ、機能的にはあと10年使えるもののようだ。購入時は高いと思ったが、20年使えれば、1年1万円以下になる。売れなくなるわけだ。

水彩人の都美術館での仕事にはノートパソコンを持って行く。今どこの団体もデーターのパソコン処理が当たり前になっている。それでなければこなせない仕事量がある。今年の水彩人は3人がパソコン処理に当たった。ところが、東京都美術館にはパソコン通信の機能がない。例えば、入選発表などとても不便をする。昔は都美術館の裏に、名前が張り出されたものだ。今はさすがにそういう団体は一つもない。入選発表は即時性が重要なのだ。遠くからくる人は飛行機の予約などもある。タブレットの方から送れるようにできないかと思うのだが、今度はデーターをタブレットに移すことが難しい。そこで仕方がないので、夜ホテルに戻って仕事をしなければならなくなる。最近のホテルはほぼ無線LANがあるから、通信には困らない。しかし、東京で友達に会えば飲みにゆく。飲みに行くときもパソコンを持ち歩き、酔っ払ってからパソコンに向かうというのでは、間違いが起こりそうでできない。これからの美術館事務所には、無線LAN機能ぐらい必要だと思う。

ノート型パソコンはLIFEBOOK SH76/GNとある。2012年春モデル。5年半使用のものだ。家では使わないのだが、旅行先でブログを書くなど持ち運ばなければならない時に使う。このノートパソコンは画面が13.3インチで小さくて使いにくい。せめて15,5インチの画面のものに買い替えざる得ないかと考えた。旅行先でも楽に使えるようになるかもしれない。A3の印刷が出来る機械との接続も必要だ。エプソンのPXーM5040Fという印刷機を都美術館に持ち込む。これと接続して相当量の印刷をこなす。印刷機は昨年までは借りていたのだが、借りる機械とパソコンの相性が悪くどうしても上手く行かない場面が多かった。ところが、パソコン貸し出し会社は土日休みだから、緊急の対応がない。これでほとほと困った。家の印刷機を持ち込むのが一番という事になった。但し印刷機も普段から使っていないと、インクやノズルが不調になる。そこで家のパソコンと印刷機を持ち込むパターンが一番良いことになった。こうした場合、車の駐車は一台だけは都美術館の駐車場に置ける。

新しいノートパソコンを探してみた。探していてわかってきたことは、今のままで良いという事だった。画面は少し小さいが買い替えはしないことにした。例えばバッテリ駆動時間が13,2時間と長い。バッテリーは消耗品ではあるが、燃え出すというので最近交換してくれたものだ。機能が劣る分電気の消費量が少ないようだ。いずれにしてもノートパソコンはキーボードが打ちにくい。そこで持ち運ぶキーボードはelecom-tk-fcp026というものだ。格安だが十分なものだった。本体がわずかに曲面化していて、打ちやすいのだ。打ち込みも3,3ミリと深く私には良い。これをノートパソコンに繋げればいいのだが、何がおかしいのか今のところ出来ないでいる。ところがこのキーボードは販売中止になってしまった。この不安があったので、予備も買ってはあるのだが、壊れる前に似たものを探さしている。まだ見つからない。キーボードは絵描きの絵筆や昔の作家のペンと同じことだろう。キーボードが合わなければ、言葉も浮かばない。ノートパソコンで打ちやすいキーボードのものはないと思う。打ち込みが2ミリ以下のようだ。

 

 

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