ダイドウスポーツクラブ

   

鴨宮のダイドウスポーツクラブという施設にも、お風呂とサウナがある。このお風呂の体験コースに出かけてみた。有難いことに1回は無料である。TOUHOシネマの隣にある。いわゆる郊外型ショッピングモールの中にある施設であるので、駐車場には困らない。今は中心が西武デパートになった。西友もある。昨年の夏の、沖縄フェスティバルは楽しかった。ドックランや犬の訓練もする、ペットショップもある。訓練に雷田とドンちゃんを連れて行ったら、この犬は怖ろしいと言って訓練できないと言われてしまった。ピットブルはすべて凶暴という先入観にとらわれていた。スポーツジムがあることは知っていたが、スポーツジムには関心はないが、そこにお風呂とサウナがあり、通っているという人から聞いた。1か月1万円である。

かなり混んでいた。スポーツジムの方は子供連れてきた親御さんで、ごった返していた。お風呂の方も、お風呂だけ来る人と、スポーツジムを終わってからの人で、かなり満員状態だった。サウナは9人以上はいるのは難しい。水風呂は無理をして3人。お風呂は2つあるが、併せて15人くらいがいいところだろう。いわゆる銭湯より狭い。この場所に20人くらいの人が常にいるのだから、相当に混んでいる感じになる。大多数の人は知り合いで、それなりにマナーよくやっている。特にサウナを使った後自分の汗をタオルでふく習慣があり、これは誰もが必ずやっていた。掃除のおばあさんにそのことを聞くと、そんなマナーは知らない。びしょびしょの床を拭くのは私の仕事だと言われていた。つまり自然発生的に良いマナーが定着したようだ。狭いところに常に7,8人が居れば5分ごとに1升瓶をぶちまけるぐらいの汗になる。乾く暇がない。座る場所に布はなく、スポンジの板を持ってはいる。サウナの温度は90度。水風呂は20度。夏になるとさらにぬるくなると言っていた人がいた。

ナノレベルの泡ぶろと普通のお風呂にはジェットバスがある。風呂名主らしき人はいるが、他の人は大体黙って入っているのだが、あまり雰囲気は良くない。混み過ぎでストレスが生じている。混んでいること自体はまだいいのだが、全体のスペースが狭い。天井が低いのもよくない。金沢で入ったビジネスホテルのお風呂はもっと広かった。狭いところが混みあっているので、リラックスができないお風呂だ。リラックスできないと、サウナが90度の高温でも汗がかけないものだという事がわかった。掃除は今一つである。不衛生というほどではないが、タイルなど薄汚れたところがある。途中で気付いたのだが、窓が一切ない。これが閉鎖的な空気を作っているのだろう。地下室で運動したり、風呂に入っているようだと、何か刑務所の入浴時間のようになる。だからつい私語厳禁になるのだろうか。こういう沈黙は疲れるばかりである。せめてテレビでもあれば息が抜けるのかもしれない。

そもそも、スポーツジムのお風呂を、日帰り温泉として利用しようという考えがおかしかった。反省である。神奈川県では、健康推進を地域おこしにしようという考えのようだが、日帰り温泉施設などは、健康ランドというくらいである。特にスポーツジムならば尚更である。健康測定室を設ける補助をするくらい考えるべきだろう。身体の測定室を設けて、県民の健康増進をする。カード登録してコンピュータ―で記録してゆけば、病気は確実に減る。公立病院と記録を連動しておけば、病気の早期発見が可能になる。身体の自己管理が進むはずである。結局のところ医療費削減になる。そんなことを考えるのは、測定マニアだからだろうか。まずは、県内の温泉施設すべてに、県の体重計の設置位から始めたらどうだろうか。

 

 - 日帰り温泉