タマネギ作りませんか。

   

白ネギ部の畑。3列目が私の畑。

あしがら農の会では畑の会というものが出来た。昨年まで、個々に分かれていたものを、玉ねぎ、ジャガイモ、小豆、長ネギ、小麦、という作物別のグループがひとまとめになった。活動はそれぞれのものだが、畑という事で会計的にひとまとめでやることになった。タマネギ部は昨年は、なかなかの成果を上げた。一年分のタマネギを作ろうということで、365個を目標に栽培した。ほぼ達成できた。種代、地代、等々を含めて費用は2000円だった。費用もみんなで分担するとずいぶん安くなる。参加費はその年にかかった費用を人数割して、負担する。増減はあるだろうが、大きくは違わない。昨年はターボとネオアースと赤タマネギを作った。大きな作業は機械でやってしまう。全体を耕すのはトラックターである。畝たては耕運機で行う。ベットを作るのは手作業でやった。確か1メール巾の黒マルチで使った。途中で風で飛ばされたこともあって黒マルチはさしたる効果はなかった。私は黒マルチせず、その分草取りに頑張ろうと考えている。やり方は自分の場所をそれぞれが決めることになっている。

小豆の畑。

だれでも参加できる。初めての人でもまったく問題はない。これを読んだ人で興味があれば参加してもらいたい。メールを貰えばすぐ連絡をします。ベットごとに自分の場所が決まり、上手な人から教わりながら耕作することになる。種まきが9月17日である。苗を作りをセルトレーで行う。ここはなかなか難しい。苗土を現在発酵させてある。11月に大豆の刈り取りの後の畑に植え付けることになる。その後、2,3回草取りを各々が行う。そして6月に収穫。それほどの負担なくできるはずだ。小田原ではタマネギオーナー制度というものが行われている。畝の長さが決められていて、そこが自分の場所だという事になるらしい。植え付けと収穫は自分でやる。日常管理はやってもらえる。200個程度のタマネギが貰えて、5000円だそうだ。農の会ではあくまで種まきから、収穫まで自分たちで行う。そして有機栽培で作る。初めから終わりまですべてを自分でやってみることを大切にしている。それが自給農業だからだ。

大豆の畑

ジャガイモ部では一年分のジャガイモを作るという事で、昨年は種イモを各自が10キロ前後の種イモ植えた。人によって、50キロから90キロぐらいが出来た。これだけあれば、一年ジャガイモの自給ができる。やはり、機械で出来るところは一気にやってしまい、草取りや土寄せなどの日常管理を各自がやることになる。今年分かったことは適期に収穫した方が、きれいなジャガイモが収穫できるという事だった。私としては最高の出来だった。その他、白ネギ部では現在、ぐんぐん成長中だ。一人が10メートルと20メートルほどの区画を栽培している。代表の岩本さんがとても熱心に管理してくれるので、ネギ専業農家の人の畑なのかと思えるほど美しい状態になっている。一本ネギと分げつする羽ネギとに取り組んでいる。私の畑では例年ネギは草でやられていたのだが、みんなの畑だと何とか頑張れる。これが何より良いところだ。

差し芽をした大豆に花が来た。

小豆部は収穫祭でお汁粉を作ろうと取り組んでいる。今のところ順調な生育である。大納言小豆と、どうもササゲをやっている感じだ。大豆の出来がとても良くなかったにもかかわらず、小豆の方は出来が良い。今年はもち米が良くできているから、餅をついてお汁粉というのはかなり楽しみになる。後は小麦がある。これは以前はかなり大々的にやっていたのだが、製粉に苦労している。苦労の割には成果が少ない。それでも今年も続けたいという人がいるので、ある程度はやりたいと考えている。

 

 - 玉ねぎ, 自給