石垣島を描く2
石垣島で描いた絵である。タイルの壁に張らせてもらい眺めていた。こうして並べて眺めて、明日はどの絵を描くかなど考えている。中判全紙が3枚。10号ぐらいのものが、5枚。4号が1枚。これだけの壁があるとありがたい。何とライトが画廊使用になっている。壁がタイルだと、壁を汚さないので心配がない。描いた場所は3か所である。1、バンナ岳の鳥観測所の手前。道路の脇、すすきが邪魔をしているので、押し倒して描いた。毎朝立ち上がってくるのでまた押し倒した。2、宮良川の上流の橋の上から下流方向。上流方向も悪くないのだが、田んぼが見える下流方向はいつの季節も面白い。3、於茂登岳を望む、水道タンクの下のへご苗の生産畑。畑のご主人のお話では、大切に育てられていた、見事なへゴの苗が、台風でなぎ倒され枯れてしまったそうだ。
バンナ岳から名蔵方面を見ているところ。この日は空が面白かった。手前のオレンジがどうなるか、1日描いた途中の状態の絵。ここからもう描き継いでしまった。
昼間の様子
夜が明けてきたところ。4時に起きて、ブログを1時間ぐらい。その後朝食を作り食べる。6時ごろホテルを出る。まだ真っ暗である。バンナ岳に行く途中にあるファミリーマートによる。ココストア―がすべてファミマに変わった。ファミマ独占だ。石垣の生活にファミマは欠かせない。車の中で飲むコーヒーを2杯買う。ごみを捨てさせてもらう。ごみはほとんどがファミマの購入品なので、許されると思っている。沸きの水道で、水を2カップもらう。車で着くころに徐々に空が明けてくる。光線が斜光の時間にその場の、凝縮されたような姿が現れることがある。朝焼けと夕間暮れ。もうこの場所を10回ぐらい描いて居るのだが、面白さに尽きるところがない。車で描くという事は、夜明けだろうが、夜景だろうが、雨の日であっても、変わりなく描くことができる。
車の中から描いている様子。この場合運転席の側から描いている。この車は運転席がフラットになるので、この方向からも描くことができる。
これは運転席側に絵を立てかけて描こうとしているところ。車を汚さないように、布を引いてある。布は大きな袋になっていて、画版を仕舞う事が出来る。筆は4本の隈取筆。新聞はファミマで買った八重山毎日新聞。小さい車であるが、充分に描ける。場合によっえは後ろのドアーを開いて、車の外から見たりする。石垣ではレンタカー屋さんが絵を描くならこの方が良いと言われて、8人乗りのワゴン車で描いたこともあるが、車を止められる場所が限定されてしまった。やはり、軽自動車が良い。中判全紙までなら、狭くて困るというようなことは全くない。ただ、今まで車種指定が出来なくて、とても困っていた。今回は運よく、最高の車に偶然当たった。次回も何とかこの車種にとお願いはしているが、システム上上手く行かないようだ。今から不安で困っている。