9月1日の欠ノ上田んぼ

   

11番田んぼ、ひどいことに喜寿糯とサトジマンの苗を間違えていた。何故間違えていたか、理由はよく分からないが、苗床で種を蒔くときにすでに舞い違えていたようだ。私のずさんな管理の結果で申し訳がない。

10番はきれいにできている。10番は全体に出来が良くないと見えていた。出来が悪いぐらいだと、倒れる不安はない。

9番は乱れてきている。病気の不安がある。昨年病気が出た場所だ。同じような兆候が見える。下葉枯れが他より多い。しかし、稲穂の大きさや、穂の数からいうとここが一番の出来である。

8番は状態がよさそうである。昨年より安定している。

7番は水口が乱れている。水口の代掻きが深かったのかもしれない。

6番、5番、2番と見えるが、何処もそれなりに良さそう。特に2番の状態はいいようだ。対岸の木を切ったことが影響している。

4番は乱れてきている。緑肥の影響がありそう。出来過ぎか。少し醜い写真だが、4番の南側が倒れかけている。原因は代掻きにもあるようだ。深すぎる代かきをして、干しをしなければ、どうしても田んぼが緩くなる。

3番はなんとほとんどが喜寿糯である。捕植程度がサトジマンである。先にサトジマンを刈り取り、後から喜寿糯を刈ることにしたい。どこで何を間違えたのか。私の責任である。

水路の慈姑。今年は出来がよさそうだがどうだろうか。肥料を慈姑の為に2度ソバカスを入れた。そのソバカスは解けて、一番田んぼに出ていると思う。一番田んぼが今年良いのはそのせいかもしれない。一番たんぼ日照条件の悪い田んぼなので、例年出来は良くない。今年はどうかと考えていたが、対岸を伐採して明るくなったことが良い結果になっている。

全体の出来は悪くないと思う。何もなければ畝取りまでゆきそうな状態である。ただ、田植えを24センチ角から29センチ角に変えたために、収量にどういう影響が起こるかはまだ見えない。稲自体は現段階では良くできていると思う。田んぼの管理は間断灌水をしている。水を入れて、満杯にしたら止める。水は2,3日入れないと満水にならないこともあるし、半日で満水になることもある。入水量の違い、天候の違いだ。いずれにしても満杯にして、水が無くなるのを待つ。これも天候次第なのだが、3日ぐらいでなくなる。1番固めたい田んぼが3番と4番なので、ここは辛めの水管理にしたいのだが、水口の田んぼなのでそこが難しい。

あと1か月大雨と台風が来ないことだ。それを祈るしかない。9号と10号で経験したことは欠ノ上田んぼでは、台風が通り過ぎて、2,3時間してから西風が吹いてくる風邪がかなり強いという事だ。明星岳の方から風が吹きおろしてくる。海の方からの風ではなく、山の方からの風が強い。

 - 9月, 水管理, 稲作, 農法(稲作)