11月の自給作業

   

富士山 中盤全紙 籠坂峠方向から。良く通るのだが、良い場所がまだ見つからない。通り過ぎる姿が良いというのと、場所を決めて良いという所はまた別である。

11月の自給畑は大豆の収穫と麦の播種が中心に成る。そしてタマネギの植え付けを今年も挑戦する。大豆の会は昨年早く収穫してしまい。その後の乾燥で苦労をした。今年は、出来るだけ遅くしようということで、11月15日が予定されている。すぐ畑を片づけて、堆肥をいれて、小麦の播種に転換しなければならない。小麦を播くのは11月後半と言うことになりそうだ。昨年より遅れるが、たぶん大丈夫だろう。家の野菜畑では、白菜、こかぶ、大根、サツマイモ、里いも、じゃがいもが、ヤマイモ、トマトが収穫できている。キャベツ、ブロッコリーは生育が目立ってきている。まだ、ゴーヤやキューリやトマト、ピーマンなどの片づけが終わっていない。昨日はピーマンがかごいっぱい取れた。まだポチポチ取れたりするので、10月中には片付かない。サツマイモも実は収穫はまだだ。焼き芋をは一度はしなければ気が治まらない。大豆は、枝豆段階で食べたが、極めて美味しいものだった。家で作る小糸在来は枝豆でも抜群の甘みがある。

小麦の播種は例年11月11日と覚えていたのだが、これだと大豆の収穫には少し早い。大豆は、10月後半で葉が黄ばんできた。小麦は11月後半播種と言うことは決まりの様だ。昨年までの小麦はまだ肥料不足の感じだ。鶏フン堆肥を出来るだけ入れたい。500キロぐらいだろうか。15日大豆堆肥を大豆の収穫直後に入れる。その後、16日には、鶏糞堆肥を加える。冬の鶏フン堆肥は、播種直前でもさしたる悪影響はない。播いて、2週間を置けば大丈夫だろう。すぐ耕して、もう一度播種直前に耕し直す。この時はごんべい小麦播種機が上手く作動するように、丁寧に行いたい。昨年は雨が降り出したために、後半部分の播種量が減ってしまった。それが最後まで影響が残り、あとで畑様子で分った。どうしてもみんなで作業をすると、中心の作業は土曜日曜に限定される。11月29日あるいは30日の播種になるから、例年以上にしっかりした播種にしたい。

クンタンを作り始めている。クンタンは11月には出来るだけ作る必要がある。クンタンはいくらあってもいい位素晴らしい材料である。養鶏場の床に入れるのもいいし、田んぼでも、畑でも入れれば土壌が良くなる。微生物の増加になるし、酸性土壌の改善にも成る。500リットルの大きなクンタン製造器で、10杯位は作る。1回に2台で作り現在2回終わった所だ。まだ、3,4回はやる事になりそうだ。家の畑も同時並行で進める。11月はともかく畑の片づけを終わらせ、そら豆と、サヤエンドウを播く。そして、タマネギの植え付けである。夏の間、ビニールをかけておけば、草の種が、抑えられるという目論見は完全に失敗して、草にやられてタマネギ苗はまた失敗をした。情けないが今年もまた購入苗である。それでもなんとかしっかりとタマネギは作りたいので、狭い範囲で、完全な草取りをすることにしたい。要するに草取りのしやすいベット作りである。毎年、草取りが遅れて良いタマネギが取れないので、今年こそ頑張りたいという気持ちだ。それでもまだ保存タマネギが幾らかあるので、不十分とはいえ、自給としては乗り越えてきている。

畑の草のコントロールがまだ良く分らない。草があるとできないという作物は、いつまでたっても上手にできない。人参もそうだ。いつも草に埋もれて負けている。草に強いのは里芋、欠ノ上の柿の木の下の畑のサトイモは今年も良く出来た。里芋と言うのは、作りやすい作物だ。キャベツ、ブロッコリーも草には強い。むしろ草と共存させた方が、紛れて虫を防ぐ事が出来る。小カブや、大根も草に負けるような事はまずない。しかし、これから撒くホウレン草も、小松菜も、エンドウも、ソラマメも。冬作るという事は草の心配がない。草を味方にするという事は、どういう事なのか、今後の研究である。

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