「おんりーゆー」と「コロナの湯」

   

ご承知の方は、少ないかもしれないですが。実は小田原コロナの湯が、リニューアルで休んでいた。これは寒い間の事で、私にとっては、神経痛再発の恐れもあり、深刻な事態だった、これが幸い3月20日再開と言う事になった。平日で650円となった。値上げは困った事だが、内容が良くなったのなら仕方がないが。辞めてしまわれるのが一番困るのだから、重油も更に上がる、やむえない所だろう。「健美効炉」という朝青龍がどうしても行きたかったと言う、モンゴル式低温サウナのようなものもが出来るらしい。どんな感じかは又改めて報告したいが、今のところ雰囲気が想像できない。男女混浴らしい。専用の服は貸してくれるらしいが、どうなんだろう。

一方、「おんりーゆ」では料金の大幅値下げをした。一度利用したいと思われる方はこの機会を逃しては惜しい。今月一杯、3月中のみ販売の10枚8000円の回数券がある。これで10回入ると、1枚おまけがくるので、つまり、11枚で8000円。1回727円となる。当初2600円と言い放った、頃から思うと、やっと実情を把握してきたようだ。なんと、35%までの値下げだ。これくらい、この施設は、全体の展望なく進んできた。何とか、上手く経営して続けて欲しいので、今度の改革で、利用者が増える事を、経営者になりかわって、期待している。ただしこの回数券は6時以降の利用となる。なるほどアイデアだ。私は昼からはさすがに行けない。何しろ夜は、私一人では入っていたこともある。山の中なので、女湯は恐いとか、温泉プールとしてはなかなかいいとか、これでは展望がない。

所がコロナノ湯が休みに入り、少しづつ入浴客が増え始めた。まぁー私もそうなのだが、日帰り温泉仲間に顔を合わす。情報交換すると、万葉の湯も、鴨の宮のスカイサウナも人が一気に増えたそうだ。その流れが、おんりーゆにも及んだ。そこで、コロナが再開する前に、思い切って回数券作戦に出た。何しろ回数券を買ってしまえば、必ず行く。行きだせば、人の流れが出来る。通常1万円の回数券を、2割引の8000円でと言う事だ。こちらの特徴は、土曜日曜関係がない。何処でも平日券を分けているのに、余り混んだ事が無いのでそこまで心配していないのだろう。それでも昨日の日曜の夜は、珍しく人がいた。やはり効果がでてきた。帰ろうとした8時に男湯には、25人居た。これは開闢以来の大入りだろう。

一つ残念な事がある。雨の日の露天風呂にはいる為の、三角の蓑傘がある。利用してみたが、ざぁーざー降っている中で、水しぶきを浴びながらの露天風呂というのも、なかなかいい。問題はこれが、掛けてある釘だ。生きている立派コナラの武者立ちの木の胴に、ぶすぶすと止め金具をねじ込んである。榎の方にも2つ。その数、9箇所。何という残虐な。グリーンサービスと言う会社が経営らしいが、ここのグリーンに対するサービスとはこんな思想か。これを眺めながら、ゆっくり風呂に入る事ができない。心が痛む。そこで、職員に、何とか改善して欲しい、こう3回低姿勢で頼んだ。所が、改善されるどころか、更に新しい木にまで傷をつけた。何という愚かな職員だろう。こう言う事に全く平気な人はいる。板壁に釘を打つのと変わらない意識。むしろ新しい板壁を大切にする神経。これを3回お願いして、駄目だと言うのは、ここの写経や座禅まで行う、コンセプトがいかにも形だけと言う事がわかる。

昨日の自給作業:小屋の前の畑の整備と、堆肥置き場の改造 2時間。累計時間16時間

 - 日帰り温泉