グリーン電力

   

風力や太陽光など自然エネルギーからつくる「グリーン電力」を知ってもらうため、最新の取り組みや技術を紹介する「グリーンパワーキャンペーン」(資源エネルギー庁主催)が21、22の両日、東京都千代田区丸の内の東京国際フォーラムで開かれる。両日とも午前10~午後7時。入場無料。イベントで使う電気もグリーン電力で賄う。 これは行って見たい催しだ。グリンエネルギー。自然エネルギーとか、再生可能エネルギーともいう。風力、水力、太陽光、地熱、波力などの自然界のエネルギー。バイオガスや燃料電池という考え方もある。使えば終わってしまう、化石燃料やウランなどの、埋蔵資源を利用する発電と対比させて言われる。見方を変えて、マイクロ発電と言う言い方がある。今度小田原で講演をお願いした。藤村さんは非電化を言われている。いずれ、次の暮し方を考える上で、こちらの可能性を考えて行かなければならない。

所が、電力会社の方針としては、一方的に原子力を目指している。静かに、と言うか、目立たないように、今六ヶ所村での再処理工場の稼動が計画されて言る。日本全国の原子力発電所で燃やされた使用済み核燃料を集め、その中から核燃料のウランとプルトニウムを取り出す再処理工場である。この施設に対する反対運動は発電所以上に強い。発電施設より、再処理工場の方が、放射能の排出が格段に大きいからだ。イギリス、フランスの再処理施設では、疫学調査によって、放射線の影響が人体に及んでいる事が、確認されている。又この工場はあまりにも莫大な費用がかかる。2兆1900億円と言う途方もない建設費を投じてきた。にもかかわらず、事故が繰り返されて居る。操業開始が、2月に予定されていたが、まだ本稼動には入っていない。小田原では23日、「六ヶ所村ラプソディー」の上映会を行う。

再処理で、プルトニュームが取り出せたとしても、プルサーマル発電が拒否される自治体もある。又、高速増殖炉は更に問題がある。これも稼動出来ないでいる。未成熟技術だ。新エネルギーの開発に、2兆円かけた方が良かった。同じエネルギーへの投資であるなら、それの方がよほど賢明な選択だった。以前調べたら、日本の屋根全てで、太陽光発電を行えば、原子力発電と同じ量の発電が出来る。視野を変える時だろう。藤本さんの、非電化工房によると、電気を控えた、様々な提案がある。是非小田原での講演の機会に、一人でも多くの方に、新しい暮らしを考えていただきたい。
以下は、藤村さんのホームページにある詩です。

ひとが 電気を うみだした
電気が 便利を うみだした
便利が 肥満を うみだした
そうか ‥‥ 電気を へらそう
   
ひとが 電気を ふやした
電気が CO2を ふやした
CO2が 厄介を ふやした
そうか ‥‥ 電気を へらそう
   
でも  ‥‥
    
電気を へらすと 便利が へるぞ
便利を へらすと 時間が へるぞ
時間を へらすと お金が へるぞ
お金を へらすと 幸せが へるぞ
       
‥‥‥ ほんとかな?

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