機械整備と田んぼ会議
本当は昨年の内に行うべき、機械整備が今まで持ち越されて、昨日行われた。共同の機械の管理が難しいのは、こういうところにある。農の会には、機械名人の額田さんが居る。農の会の特別な事情を、踏まえた機械の管理を考えてくれている。毎年、機械音痴のみんなに、基本の基本を教えてくれる。例えば、何故ガソリンタンクのふたに小さな穴が開いているか。これは、雨の当たらないところにあったほうがいいとか。高圧洗浄機で清掃する時、何処と何処を塞いでから、始めるか。など、実践的にいつも教えてもらう。私のような音痴が、少しづつ機械というものが、見えてきたのは、この機械整備講習会のお陰だ。額田さんの発想と言うものが、実に、ユニークで、例えば不耕起田植え機など、田植え機に一工夫で作ってしまう。農業の道具は自分の使い勝手で工夫力が問われる。
田んぼで、機械が止まる。そのとき、最低限の必要な対応が出来るか。これがないと、集まった10人からの時間が無駄に成る。忙しい人が来週もう一度参加とはいかない。まして、作物も1週間待ってくれない。そこで、額田さんに緊急出動をお願いしてしまうのだが。何時までもこれではまずい。各田んぼに一人は、応急処置を出来る人が居ないといけない。機械購入ではバインダー2台の購入が決まった。昨秋は、危機的状況を何とか、かんとか乗り切ったが、今の内に手当てしないとならない。と言っても、どうやって買えばいいかも分からないのだが、これも額田さんが面倒見てくれることに成った。ありがたいことだ。そう言う田んぼ関係の全てを昨日は決めた。
一度田んぼの概要をまとめておくと。グループ田んぼは「大磯1反、永塚1,5反、新永塚2反、親子2,6反、ポチ田んぼ2反、山北4反、舟原2,5反」コッコ牧場と、女性の田んぼがなくなり、新しく、開成田んぼ0,6反が出来る。個人の田んぼが、そらまめ田んぼ0,5反と、川口田んぼ0,5反、加えて、坊所田んぼ2反が個人の田んぼに近い形で、初参加。グループ田んぼ面積の合計が、1町7反ぐらいか。参加者数で、100家族。これは更に大雑把だけど。そんなものだと思う。1家族が、50坪くらい。
農家田んぼの方は、そらやさんの田んぼ4反、千田さんの田んぼ5,5反、中村さんの田んぼ2反、松本さんの田んぼ1反、額田さん田んぼ2反。循環農園田んぼ2反。小川さん田んぼ2反でこちらに入るべきか。井上うらら田んぼ1反と言う形で、2町1反と言う事になる。併せて、農の会ゆるい関係田んぼを含めて、4町分に足りないくらい。
今年は、苗床が3箇所になることが決まった。4月1週が、金井島。2週が、舟原、3週が、山北。出来る限り手伝いに行きたいと思う。苗床が分かれるのは始めての事、まして舟原と山北は初めての苗床作りになる。少し慎重な進め方が居る。水のことは、色々に及ぶので、4月から水を引くための配慮が要る。周辺への事前のお知らせなど、計画を練る必要がある。
技術的なことも少し話せればよかったけれど、そこまで時間がなかった。無農薬有機でやると言う事は、草を生やしてはならない。この抑草法は、農の会の研究課題だと思う。箱苗作りでは千田さんが、とてもいいやり方をしていて、これが農の会の技術レベルを高めている。他からも、農家の方からも、さすがと言う技術力を持つ事が、農の会の信頼を高める事に成ると思うので、「ソバカス抑草」を技術に高めるため、今年は頑張りたい。
昨日の自給作業:機械整備2時間 2月累計時間:4時間