2025年のひこばえの様子
2025/06/18
2番田んぼ溜め池側から見たところ。コロガシタ後。
6番田んぼひこばえ。稲刈りが3日遅かったので、5日目になる。6番のひこばえの方が細くて、色も黄色い。
これも6番田んぼのひこばえ。
2番田んぼのひこばえは8日目。大きくしっかりしている。下位分節からのひこばえが多い。
1番田んぼのひこばえ。1週間目。
1番田んぼのひこばえ、1週間目。
2番田んぼのひこばえ。8日目。
2番田んぼのひこばえ。稲刈り8日目。
6番田んぼのひこばえ。稲刈り5日目。
6番田んぼのひこばえ。
6番田んぼはみずが深く、切り株が水没していた。あまり関係はないようだ。
里芋の写真が混ざった。畦の畑。
6番田んぼのひこばえ。水位を少し下げた。1週目になり成長した。
2番田んぼのひこばえ。1週目。
写真は混ざっているが、稲刈り後1週間ぐらいの、6月15日に撮影したもの。これからの参考になるので、撮った写真をそのまま載せて置いた。
2025年のひこばえ栽培が始まった。稲刈りは最初の6月7日が2番田んぼ。8日が1番田んぼ。10日が6番田んぼ。19日が、3番田んぼと言うことになった。稲刈りが終われば、ひこばえはすぐに伸び始める。一週間で2番田んぼは、50センチまでひこばえを延ばしている。ゆがふもちは満作だったので、その勢いを残して成長が素晴らしい。
1番田んぼも1週間で40センチまでひこばえを伸ばしている。気温が夜の温度で、28度もあるので、成長がともかく早い。早く延びすぎて徒長気味になるのが怖い。色も1週間目あたりから少しづつ濃くなってきた。しかし、相変わらず細くて不安。ひこばえの数はすでに20本は超えている。
「にじのきらめき」も、例年以上に早く成長をし始めている。今年は稲刈り2週間前に肥料を発酵鶏糞を1袋。牛糞堆肥を4袋入れた。それが、効果を上げている。ひこばえが下位分節から良い形で出てきている。今までは、イネの切り取ったイネの茎中からひこばえが出た。今年は、下部文節から新しいひこばえが出てきている。これは嬉しい。
新しい根元から出てきた分けつである、ひこばえは良い穂を付ける。と言うことは、分ゲツ肥料も考えておく必要があるだろう。今までは分ゲツの数は十分出たのだが、細い分ゲツが多くなり、穂が小さく、米粒も小さくなっていた。分ゲツ数は増えずに太いしっかりした分ゲツを出す必要がある。
2番田んぼでは、1週間目で転がしを入れた。これは新しい根を出すためには必要なことではないかと思う。土壌が長い期間、湛水していて腐敗方向に進みがちだ。ただ、暑くて大変な時期で、他では出来ていない。やれば良いことでも、出来ないこともある。土壌をよくするためには必要なことではないかと思う。
1番田んぼも石原さんが頑張ってくれて、何とか転がしが終わった。石原さんはただ者ではない。転がしも深くきっちりとされる。私は3分の1くらいで中止したが、また続きはやるつもりだ。せめて藁をすべて水中に沈めたいと思う。できるだけ頑張って転がすつもりだ。のぼたん農園のひこばえ農法は転がしが重要である。土壌の活性化。
稲刈りの時に、刈り取った藁はすべて田んぼに戻している。このわらが水中の地表を覆っている状態が良さそうである。かなりの量の藁が、撒かれている。新しい草も生えてきている。その意味でも稲刈り後できるだけ転がしを入れると言うことは、のぼたん流のひこばえ栽培として取り組む必要があるだろう。
つまり、藁と泥の混ざったあたりの日陰部分が生き物のすみかになりそうだ。余裕があれば、山から落ち葉をとってきて入れたいものだ。落ち葉の効果はてきめんなので、今年はひこばえで是非試してみたいものだ。近いうちに、渡部さんに教えて貰い、落ち葉を集めに行ってみよう。
3回ひこばえは去年何とかで来たが、これは日本で初挑戦の農法である。インドネシアでのサリブ農法は2年で7回収穫という。確かに、イネは何度でも再生してくるのだから、何度でも取れるのは当然のことだ。ただ、土壌の管理がどうなるかである。今の所悪くは成っていない。
サリブ農法ではネズミが侵入して、代掻きをせざる得なくなり、ひこばえ農法を止めたとある。確かに代掻きをすれば、田んぼは元に戻る。しかし、ジャンボタニシが居るためだと思われるが、雑草はさして目立たない。このまま様子を見て、何もしないでも良いのであれば、ひこばえで何回でも続けてみたい。
まず、2回目のひこばえが健全に育つように、土壌管理である。流し水管理。アカウキクサの栽培。適時の追肥。転がしの繰り返し。ジャンボタニシによる除草。これらをバランスをとりながら、どこまで継続できるのか続けてみたい。もしかしたら、サリブ農法の7回を超えることだって夢ではない。