成田ビューホテルに泊まる。
成田ビューホテルは、温泉施設を併設している。泊まりたいタイプのホテルだ。今回、バニラエアで石垣に帰ることにした。8650円だった。今度4月26日に小田原に行くが、それはバニラエアーでなんと5000円以下である。成田便であるなら、成田ビューホテルに泊まってみたいという事があった。小田原から成田までの交通費を考えると、案外格安ではなくなる。そこを補うのが温泉ホテルではないかと。成田ビューホテルは平日だと、5700円で温泉付きと出ている。新幹線を使わないで成田に行き、温泉料金を割り引いて考えれば、1万円なら安いと言える。冬に成田発という言ことになると、飛行場まで雪で都内が交通混乱になった場合を考えてしまう。小田原から成田まで、かなり危ういことになる。遅れたって別段用事ではないから良いのだが、遅れそうでひやひやしたくないという方が大きい。この頃はあわただしく動くと、忘れ物、落とし物をする。この頃ではないか。中学の修学旅行では、山手線の網棚に荷物を忘れて、山本先生が何とか助けてくれたことを思い出した。
成田ビューホテルに入り、ちょっと独特の感覚に陥った。初めて泊まるホテルのはずなのに、どうも夢で一度来たような記憶のある場所である。じわじわと思い出したのだが、農文協の中国視察旅行で泊まったホテルだ。外から見たときは初めてのホテルに見えた。ロビーのあたりで何か記憶が、部屋に行くためにエレベーターの前の、変わったソファーが、何かおかしい。喫茶室のような場所に確かな記憶にあった。なんとなくほかにない様子の部屋で、あそこで中国に一緒に行く皆さんと話した。あの時は夜遅くホテルに着いて、早朝にバスで飛行場に向ったので、ホテルの外観は見なかった。あの時お風呂はまだなかったような気がする。温泉があるのに入らないわけがない。温泉は「美ゆ」という名前である。あとから温泉が掘ったのだろうか。時間がなく温泉にも入れなかったのか。
成田温泉 美湯 地下1200メートルからくみ上げている。強ナトリウム温泉。広さは普通にホテルの大浴場。サウナは詰めて、10人。掃除は良くされている。入口の従業員が一人。感じの良い対応である。タオルを部屋から持ってくるのを忘れたのだが、取りに帰ろうとしたら、そこにあるものを貸してくれた。朝は6時からなのだ。どこもホテルはそんなものだが、4時くらいからやってもらいたい。早く入りたくて10分前に行ったのだが入れてくれた。夜と、朝では、男と女風呂が交代である。夜の男風呂は高温サウナ。朝の風呂はミストサウナ。露天風呂はどちらにもある。外には一人用のツボ風呂もある。広い風呂があるのにわざわざ一人風呂というのもどうかと思うが、試しに初めて一人風呂に入ってみた。やはり広い方が気分が晴れる。泉質はかなりショッパイ。色はわずかに茶色系。それなりに効く温泉とみた。ゆっくり堪能させてもらった。
ホテルからバスで30分近く成田第2ターミナルまでかかった。この点は要注意である。地図を見ると近いからせいぜい10分と思っていた。ANNホテル経由で行く。ANNホテルでかなり手間取るためだ。バニラエアーは成田の第3ターミナルになる。バスが到着してから、第3にたどり着くのも少々苦労をした。バニラという案内掲示がない。バスの到着場所から見ると、だいぶ降りてゆく。そして外に出て、ぐんぐん外れまで歩いてゆき、バスに乗る。バスを降りてまた歩いて、昇って第3ターミナル到着。成田に鉄道で着いたとして、急いで20分ぐらい見なければだめだろう。そこにもあれこれ航空会社があり、一番奥がバニラの受付。これがまた要領が違う。入口で機内持ち込みの計測。7キロ以下のチェック。私は6.5キロと計ってある。次は、自動搭乗券打ち込み画面に並ぶ。これがだめだった。ほかにもダメな人がいたから、機械の不調なのではないか。長い列を並べという。時間がない時なら焦るだろう。焦るのは嫌だから、やはり、成田ビューホテルは正解だった。まだ先があり、搭乗手続きを終えてから待合所、それからさらに階段を下りて、バスに乗り5分かかり飛行機に到着。飛行機にはタラップで登る。
飛行機には空席がけっこうあるのにはびっくりした。バニラはシートが狭いということだったが、私には問題なし。ビジネスシートのようなクラス分けがないところが気分が良い。アテンダントの方が、バスの車掌さんのようなところも悪くない。車内販売でカップヌードルというものが売られていた。久しぶりに食べてみた。テレビの「まんぷく」を思い出しながら食べた。」小学生の時食べた、即席ラーメンと変わらない味がした。