2016年 欠ノ上田んぼの作業計画
2016年 欠ノ上田んぼの作業計画
3月20日(日) 春分の日 籾洗い 久野川に沈めて置く、籾管理は笹村
籾洗いは塩水選のことである。欠ノ上田んぼでは塩水でなくこれを海水で行う。20年近く行っている。海水の塩分濃度では、種籾の選別には不十分であるが、不十分くらいが丁度いいと考えている。もちろん真水でやるよりは倍くらいの籾が浮く。加えて、海の水と種籾が出合い、種が目を覚ますという出来事にふさわしい。田んぼの水が流れ着いたところが相模湾である。その水で種が目覚める。そして久野川の水に1か月沈めておく。長期的に水に浸すことで種籾にある余分なものが流れ出てくれる。これで苗の病気はかなり減少する。
3月27日(日) 土振い 午後緑肥研究会 他の田んぼと共同作業 2名の参加
苗土は山土にそば糠を加えて、切り返しを繰り返したものを使う。2回目の切り返しを3月5日に行う。その後の3週間土を振るいやすいように乾かしておく。苗土を発酵させることで土壌の肥料分を加え、病原菌の発生を抑制する。今年は12ミリの網で振るう予定である。いつも8ミリだったので、少し不安がある。上から掛ける土は別に細かくする必要があるだろう。今年は緑肥を研究しているので、その経過観察をこの日行う。
4月16日(土) 苗代作り 3番水入れ 他の田んぼと共同作業 2名の参加
苗代は3番田んぼで行う。去年今年と連続である。4月初めころに、1、そば糠撒きを行いたい。2、春起こしをする。3、代掻きをする。4、水を張っておく。5、種まきの前日に水を抜く。
○4月23日(土) 種まき セルトレー、苗箱、直播3種をやり、比較検討する
今年はセルトレーを減らして、直播を増やす予定である。直播の苗作りの技術が向上してきたので、大目に苗を作ることができるだろう。5葉期を目指す5週間の苗作り。5、種まき前日に水を抜いておく。6、種もみを播種する。7、燻炭混ぜた土を蒔く。8、穴あきトンネルを被せる。9、そのまま発芽を待つ。10、水やり程度の管理。11、苗の成長に合わせて、水を張ってゆく。
○5月21日(土)22日(日) あら起こし2日間 周辺部を掘る。畦直し。水入れ。
畔が壊れているところを十分に治すことが重要。水持ちが悪い田んぼでよい稲作は出来ない。
5月27日(金)28日(土) 代かき 畦塗り 苗移動と配置
畔塗は特に下側に漏れる畔は十分に行う。苗の配置は絶対に間違いが起きないように行う。
○5月29日(日) 線引 田植え★20人の参加が必要。 蕎麦カス撒きを行う
6月4日(土) ころがしは縦横2回担当部分を各自が行う。 早めが効果的
7月 8月 手取りの草取りも担当部分を各自が行う。
○10月1日(土)2日(日) 稲刈り (翌週に移動の可能性大) ハザがけ
10月9日(日)10日(体育の日) 稲刈り2回目 前後半に分かれると思われる。
○10月9日(日)10日(月) 脱穀 (乾燥の具合を見て、翌週の可能性あり)
10月15日(土) 竹と藁の片付け 籾すりと配布
10月23日(日) 陽だまりの食事会 片づけ、藁撒き、緑肥播種