2月の自給作業

   

2月は農作業は少ない。醤油の仕込みと、柿の苗の植え込みくらいだ。柿は渋が木を植えようと思っている。大富士と言う種類が良いと思い、ネットで千葉県の佐倉市にある渓風園と言う会社に頼んだ。渋柿だから、大富士だけで大丈夫と思ったのだが、受粉木として禅寺丸があると良いと書いてあったので、禅寺丸も頼んだ。竹藪を伐り払った後に何か木を植えようと考えた末に、渋柿にした。柿の木の風情が良い。紅葉した姿も良いし、実の付いた姿も格別である。嫌なのはヘタ虫にやられる所だ。渋柿なら比較的ヘタ虫に強いと言う。確かに野生化したような渋柿は、いつも見事になっている。今年も、柿酢は漬け込む事が出来た。問題は柿8年と言うから、少し気が長い話しになる。その辺に少し迷いはあったのだが、70の頃に見れれば良しとしようと考えている。下の畑の前も吹きさらしになっているので、ついでに2本植えようと考えている。

植え穴は既に掘った。穴を掘って、養鶏場の床を入れてなじませてある。苗は2月半ばに来る予定なので、そのころに植えようと考えている。ソーラーパネルを作った所に柿は2本あった。やっとなり始めていたのだが、移植したら、2本とも枯れてしまった。それで養鶏場の方に、渋が木が1本、家の方の庭に富有柿が1本はある。富有柿は去年は殆ど落ちてしまった。越してきたときにすぐ植えたものだから、もう10年経つ木である。立派なもので眺めているだけで絵になる。今回渋柿を選んだのは、美味しい熟し柿を作りたいと言う事があった。柿は固いものが好きと言う人が多いようだが、私は両方とも好きだ。熟したものをスプーンですくって食べると言う感じが好きだ。ヨーグルトとか、蒸し卵とか、プリントか、ヨーグルトシェークとか、すくって食べるようなものが好きという事がある。味より触感で食べたくなる。子供のころから食が細かったせいではないだろうか。

醤油の仕込みを計画しなければならない。15日か22日当たりと言う事になるのだろうか。大豆も大麦も16キロはあるから、5,6人で分けるという量だろうか。希望者が多いとしても、8名までである。寒い内でないといけないので、早めにやりたい所だろう。2年前の物も絞らなければならない。まだ3年ものが残っているから、そのままにしておいた方がいいのだろうか。醤油麹の方も、まだ残っている。先日作った、豚レバーの醤油麹漬はなかなかの味であった。ニンニクを相当入れてみたが、悪くなかった。まだニンニクの醤油漬けもあるから、今度はあれを混ぜてみるのも良いだろう。ヨーグルトの味噌漬けも今作っている。寒い間は、発酵物を作る季節だ。ヨーグルトの味噌漬けはチーズと言っても良い様子になる。味もほとんどチーズだ。味噌的な感じがしない所が面白い。

畑は成長中は小麦、大麦、ソラマメ、絹さや、キャベツ、小カブ、ブロッコリーが順次成長している。寒さに強い。大根もまだ十分食べる事が出来る。麦はそろそろ草取りを兼ねて、土寄せをしたい。この時に追肥をするという考えもありそうだ。家の方の畑では、追肥をしてみる事にする。麦の会の畑もやった方がいいかもしれない。今のところ麦の会の小麦の方が成長が良いようである。大豆後と言う事が幸いしているのかもしれない。

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