また、タマネギの栽培
タマネギ苗を今年は600本植えた。すべて購入した苗である。恥ずかしいことである。昨年はトレーに種をまき成功したので、来年は何としても苗作りをきちっとする。なんくるさんでは、セルトレーで成功しているようなので、来年はセルトレーも考えてみたい。問題は9月ごろが展覧会などで忙しく成り、やれるかどうかである。絵より優先すべきなのかどうか。考えどころだ。11月7日8日に植え付けた。その後急速に寒くなった。雨も多かった。早めに植えたことは良かったと思う。長期予報では暖冬と言っていたが、多分早く寒く成ると思っていた。私の予測の方が当たった。いつも初期遅れるのである。塔立ちをしたことがないのだから、多分初期生育が悪いのだと思う。悪い原因はさまざま考えているが、初期の乾燥と苗が小さすぎること、そして植え時が遅れるための3つが考えられる。今年は、植えてから適度に雨があった。苗は5ミリ前後のものだ。
現在の様子は1割ぐらいんが枯れたり、弱ったりしている。例年こんなものである。どうも購入苗は、化学肥料でぬくぬく育っているようだ。私の家の、適合しない土壌では初期停滞する。枯れるものも出る。土壌が合わないことと、窒素分が急に足りなくなるのだろう。寒さも、山の上だから答えるのかもしれない。マルチなどはしていない。昨年はタネバエが発生した。未消化の堆肥があったのではないかと考えたので、堆肥は完熟のものを早めに漉きこんだ。その為に、肥料不足もあるかもしれない。タネバエは今年は出ていない。日に日に寒いので、もみ殻クン炭をさらに撒いてやりたい。既に2度薄くクン炭を撒いてやってある。大分風で飛ばされたので、もう一度蒔いてやろうと思う。この風にさらされる場所とというのも、タマネギには良くないのかもしれない。草はまだ目立つほどでないが、無いわけでもない。早めに取ってやった方がいいかもしれない。
植えつけた時より、2ヶ月も経つのに小さく成っている。再生しているという感じではある。中央からしっかりした芽が伸び出している。枯れると言うようでもないが、寒さに耐えに耐えているという感じである。しかし、寒さに耐えることも悪くないようにも思う。根が私の畑に適合するのに時間がかかっているというような感じか。肥料不足も明らかであるが、化学肥料を使わないので、土壌が変わるのを待つしかない。植えつけは浅くと一般に言われるが、深めにした。浅くの意味が難しいと思う。私なりの深めに斜めに寝かして植えた。何度も浅く出失敗をした結果、深い方がいいように思っている。大分寒くなっているので、追肥に堆肥を入れて、土寄せをしようかと思う。その後クン炭を蒔くことにする。タマネギは密に植えることになっているが、私は30センチ×30センチにしている。これが良くないのかどうか。
土壌が適合しないのは確かだ。一つは酸性が強すぎる。そして、ローム層と火山灰の混ざったような、赤土が基本である。だいぶ改善されたが、まだそのままでホウレンソウが出来る所まで行っていない。クン反と竹の灰を繰り返し、掛けてやるとホウレンソウは成長する。土壌に腐植がまだ足りないこともある。堆肥を事あるごとに入れたい。敷き草もできる限り行う。雑草は必ず溝に埋め込んでいる。だいぶ改善の方向は見えてきたがまだまだである。畑を田んぼにして、すぐに水が貯まった土である。細かいが田んぼの粘土のような粘りは無い。冬は日照も3時ころには日が沈んでしまう。どうもこれがタマネギには良くない。日照不足というほどではないが、冷え込むと言う事がありそうだ。今朝も土壌は完全に凍っている。観察を続ける。土壌の変化を良く見ること。来年はタマネギ栽培を解決する年にしたい。
昨日の自給作業:クン炭撒き麦踏1時間 累計時間:17時間