水彩人 第14回展
水彩人では9月25日(火)~10月3日(水)東京都美術館(上野公園内)で14回展を開催する。
作品は一般に公募する。搬入は9月20日(木)10時から12時に東京都美術館で受け付ける。
出品規定
作 品・水彩絵の具による未発表作品であること(アクリル系絵の具は不可)
大きさ・8号以上30号以内とする。点数は2点以上4点以内とする。
出品料・1万円
業者搬入については、アートライン03-5691-1141にお尋ねください。
水彩人の集まりがあった。14回展の最終打ち合わせである。私は審査がどれだけ、水彩人のしそうにそった、良いものになるかを提案した。審査が良い悪いの選別の場になるのではなく、作者の表現内容にまで出来る限り寄り添い、審査するような時間をかけたものにしたいと考えてきた。とても時間がかかるやり方であるが、おおむね皆さんの了解が得られた。あえて以下に笹村案を書いてみる。最終決定ではない。あまりに普通のことなのだが、どこの公募展でもやられてないような方法である。
審査は水彩人同人18名全員で行う。会員は誰でも審査を見ることが出来る。
まず、同人の絵を並べる。水彩人がどのようなものかを、ここでまず確認する。この作品は水祭神として素晴らしいとか、水彩人にはふさわしくないのではないかなど、自由に語り合う。そうして、同人それぞれに水彩人に期待する作品の考え方を確認した上で、審査に取り掛かる。
集まった一般の方々の作品を一堂に並べる。そしてまず時間を取って見せてもらう。出品者に関する、情報等を分かるもがあれば、出来る限り集める。出品者は出品表に出来る限りの情報を記入して欲しい。
一通り確認が出来たら、中からこの作品は是非展示したいというものを、同人から提案してもらう。その作品について、他の同人の過半数が良いというのであれば、一次通過とする。
又、これでは展示すべきではない。水彩人の方向に相応しくない。そういう作品を提案してもらう。これも過半数で、一次落選とする。その他の作品を保留作品とする。
この段階で、審査会議を改めて行い。状況を把握したうえで、この後の方針を立てる。
次に、1次審査において、過半数が良しとした作品を順番に出品表と照らし合わせながら、見て行く。再度、展示すべきとなった作品は出品点数を決めて行く。
過半数が良しとしなかった作品は、2次保留作品となる。
この2次審査の機会に、会員、あるいは同人に相応しいと考える作品があれば、提起してもらい、候補作品とする。
1次展示不可作品を再度見て行く。ここでも、展示すべきとする同人の提案と理由を聞きながら、過半数で展示作品となる。
それ以外のものは、保留にして置くべきものと、展示不可作品とに分けて行く。
1次保留作品を、再度出品表と照らし合わせながら、見て行く。これも同様に、過半数が良しとするものを展示作品とし、出品点数を決めて行く。
残った作品を二次保留作品とする。
最後にもう一度、展示不可作品とされた作品を見て、最終確認を行う。
次に保留作品を並べて、展示すべきか、展示不可とすべきかを順番に決めて行く。
以上を二日間にわたり、行う。そして、展示不可となった作品については、その理由を文章に書いて、出品者に送る。
これは出品者全員に言えることだが、9月29日30日には、東京都美術館で、水彩人の水彩画、講習会を行う。出来る限りこの場に出席してもらう。
昨日の自給作業:コロガシ1時間 累計時間:1時間