田植えで気付いたこと
今年は4箇所の田植えに関わった。それぞれ田んぼの個性がある。田んぼはまさに多様である。水が関わると言う事で、全てが複雑化し、又その逆に単純化する。水が土壌にかかわる。畑の乾いた土とは、全くの違いが起こる。入って来る水路の構造仕組み。これは、地域地域で全くに違う。平野部と谷戸田と湧水地域。舟原田んぼは谷戸田地域。久野川の和留沢橋から上流350メートル付近から取り入れている。それから森の水路を流れ下って、田んぼまでは500メートル。現在4箇所の田んぼがこの水路で耕作されている。150アールぐらいだろうか。水路はコンクリの4面張りで、取り入れ口もコンクリートでとても良く作られている。途中4箇所で分岐して川に戻さる、増水対策などがされている。この水路は掃除に行ったことはないが、気になるので隣の田んぼの方によると、その必要はないそうだ。
以前は、今の2倍ぐらいの面積が、この水路を使う田んぼであったと思う。田んぼから、ミカンに転作した家が多い。そのために水は充分にある。私には水路には触らないようにと言われているので、操作は出来ないのだが、途中2ヶ所に水門があり、取り入れ口の水門もさらに取水できるようにはなっている。その昔、この水路の清掃草刈の事で、揉め事があったそうだ。そのために、現在水路が閉じられている田んぼがあり、耕作できないとのこと。もちろん又聞きの事で、正確な事情はわからない。10年前に来た私などには、まだまだ分からない事も多く、水については受け入れて、どこでもその条件でやることにしている。通年通水である点が一番ありがたい。排水がない田んぼである。仕方が無いので、道路に溢れさせている。しかし、これは昔からそうして耕作していたようで、これで了解されているようだ。流れ出るから、道路が浮き草で汚れたりする。
田植えの事であった。30人を超えたと思う大人数の田植えで、12時45分に全て植え終わった。あっという間だ。乗用の田植え機より早い。一年一度出してしまう手間より早い。今年はどこの田んぼもすごい参加者数で、農の会のそう田植え参加者数は、400人ぐらいと推定される。足柄地域のほかの団体の田植え参加者の数も、どこもすごい人数だと効いている。全体で1000名は超えて、市民が田植えをしたと思われる。間違いなく新しい流れが起きはじめている。農家の方には不安なことだと思うが、他の団体の人と話すと各団体充分に配慮して活動している。しかし、本当の所は見えない場合もあるので、農家の側から、厳しい里親をしてくださる人が出てくれるといい。
土が変わってきた。良くなってきたのではないかと思うのだが、まだわからない。クリーム状になってきた。ぬめとしている。これも中と下の田んぼだ。上の田んぼは相変わらずザラットした粘り気がない。すき込んだ、クリムソンクローバーが大量にあるはずなのだが、一番上の田だけで目だって、中、下の田んぼでは目立たない。上の田んぼの水温低さが、出ている。棚田のため、下側の畦際は深く耕し、代かきも丁寧にする。それでいくらか水漏れが違う。一番上の田んぼに岩越さんが立派な、入水口の水温上昇のための水路を完成させた。立派なものである。実験では1,5度水温が上昇した。ここで田んぼを見に行った。なんと、干上がっていた。上の家の田んぼが水を入れるので、こちらへの水を減水したらしい。この状態のも計算に入れて、水管理をしてゆかなければならない。苗が、20セルトレー分余った。つまり1割余った。発芽を85%くらいと思ったところが、95%あった。苗の状態は3葉期から、5葉期まであった。この違いの原因を解明しなければ。苗床の水管理が大きいと思われる。3週に分かれる苗床への苗の配置をどう調整するか。
昨日の自給作業:田植え10時間 累計時間:28時間