第77回 水彩画 日曜展示
第77回 水彩画 日曜展示

455「前勢岳」
ファブリアーノ 10号
2021.9

456「豊科の村はずれ」
ファブリアーノ 10号
2021.9

457「平戸」
ファブリアーノ 10号
2021.9

458「妙高冬」
ファブリアーノ 10号
2021.9

459「夜桜」
ファブリアーノ 10号
2021.9

460「桂林」
ファブリアーノ10号
1992.6

461「戸隠山」
ファブリアーノ 10号
2021.9

462「桂林」
ファブリアーノ10号
1992.6

463「能登島」
ファブリアーノ 10号
2021.9

464「双子山」
ファブリアーノ 10号
2021.9
今回も、1992年の絵が二枚混ざっている。整理していて出てきたものである。意外に今のものに似ていると思う。少し残念な気分にもなるが、いまにないよさもある。それでもよく見ると、やはり少し進んだ気がしている。身勝手な見方なのだろう。
今は結論を出しながら描いていると言うことかもしれない。以前は分からないからここまでかと言うことで終わっている。偶然のように良い状態が来たところで終わる。結論を出すことで切り捨てられてしまうことは確かにある。分からないところをそれはそれで良いとした方が良いのかもしれない。
分からないことを分からないまま差し出すことが出来るのが絵画である。何度もそう書いてきたし、今でもそう思っている。ただ、出せる結論まで出さないで、いるのでは先に進めない。このところはそう考えて描いてきた。その上で、大きな混沌を含み込めればと言うことかもしれない。