のぼたん農園の12月3日の様子

   



 5番田んぼ、圷さんの不耕起田んぼ。大きくなっているのは「台光」少し穂が出ている。コロガシをして少し水が溜まるようになった。切り株はミルキーサマーで3回切り戻しているが、芽は出てくる。この株が育ち、どの程度の穂が実るのかに興味がある。

 最初はよみがえりを入れたのだが、その後はほとんど無肥料でやっている。だんだん肥料不足の様子も見える。雑草だけはどれほど肥料不足でも育つ。だんだん土壌が出来てくれば、良いのだが。今のところイトミミズが出てくる様子はない。今のところ冬のためか生き物が余り居ない。


 11月27日に植え付けた玉ねぎの苗の様子。一週間経過して150本が一応活着できたようだ。秦野の地場産ズで4種類の苗を購入して、どの玉ねぎが石垣の気候で作れるのか試している。小田原でも同じ苗150本を渡部さんが植え付けてくれた。比較するのが楽しみである。


 白クローバーを播種してみた。巻きすぎだったのか一面に小さな芽が発芽した。シロクローバが広がって、牧草がなくなれば良いと思うのだが、多分無理だとは思うのだが、やるだけはやってみたいと考えて蒔いてみた。発芽は良さそうなので、種はかなりあるので、他の畑にも蒔いてみる。


 ニンニクである。よく分からないのだが、食用としてかメイクマンで売られていた苗である。根付けばと思い植えてみた。一応大丈夫そうだ。


 麦畑の発芽してきた麦である。品種は「ミナミノカオリ」畑の状態はまだ十分ではない。すごい荒れ地から畑に戻して、去年一度だけ麦を作り、その後雑草にまた戻っていた。大豆を蒔けば良かったのだが、大豆の適当な種がなく、畑を作らなかった。

 10月に草をハンマーモアーで刈り、「よみがえり」堆肥をいれて、その後をトラックターで耕した。また草が出てきた11月初めに2度目の「よみがえり」堆肥を入れて、トラックターで耕した。11月15日に種を蒔く直前に、もう一度トラックターで耕して、種をゴンベイで蒔いた。


 麦畑の全景。来週の9日か10日には、耕運機で畝間を耕耘するつもりだ。まっすぐ蒔いたつもりだが、意外に線がぶれている。45㎝畝間である。品種は「ミナミノカオリ」。石垣に向いているのかどうかはまだよく分からない。

 一週間で発芽した。現在3週目になるところだ。草がまた出てきているので、そろそろ耕運機で耕したい。きちっと麦が揃えば、耕運機も入れやすいのだが、もう少しすればどこも分かるようになるだろう。このところ雨だから、雨が上がり土が乾いたら中耕除草を行う。


 12月3日、苗代が出来た。品種は「ミルキーサマー」1.5キロ。「ユガフモチ」500グラム。五日間溜め池から流れ出る水に漬けておいた。丁度鳩胸状態だった。大分予測が出来るようになった。ユガフモチの方が成長がいくらか早いようだ。

 この場所で苗代を作るのも初めてのことで、あれこれ想定して準備をした。何とか午前中の作業で種まきが終わった。一番怖いのがネズミである。しっかりと入れないようにしないと、ネズミに食べられてしまう。前回、このやり方で、「台光」を蒔いたので大丈夫だと思う。

 巾1mのベットである。1mに100グラムの種を蒔く。だから、ぜんぶで20mになる。蒔いてから歩いて種を押しつけた。ベットの部分には1ヶ月ほど前に「よみがえり」を入れて耕した。1週間前にさらに「よみがえり」を入れてトラックターで耕した。

 まだ土が荒かったので、2日前にもう一度トラックターで耕した。高さに少々でこぼこがあるのだが、水管理に気を付けて、しばらくは湿潤土壌状態で管理する。発芽したら徐々に水位をあげる予定。水が十分ではないので、上手く調整をしなければならない。



 ジャガイモはメイクマンで種芋があれこれ売られていたので、植え付けてみた。11月14日に種芋は植えたから、3週が経過した。一番多く植えた男爵がほとんど芽が出ない。どのジャガイモも芽かきをしていない。もう少し生えそろったら、中耕除草をして、土寄せをしたいと考えている。

 3番田んぼの畦の畑に色々のものを植えた。畦を何とか畑らしくしたかったのだ。3年目にはいり、それなりに出来てきた。何しろ畦を平にするまでが大変だった。田んぼの石を拾って畑部分に出していたので、畑の石がすごい。かなり拾った。

 手前から、ジャガイモ、玉ねぎ、大豆、ニンニク、トウモロコシ、白くローバー、トマト。出来るとは考えていない。ともかく石垣島の畑作の一回目の実験である。何を何時蒔くのかが分からない。何時蒔いても良いとも言えるような気がしている。

 大豆は台湾では8月蒔きが良いと出ていた。それでいつでも出来るならば、もう一度小糸在来を試してみることにした。だめだとは思うが、やらなければ何も進めないので、実験栽培である。冬の間なら、草もある程度弱まる。暑さもないので作業も快適に出来る。


 台光の穂揃いである。早速鴨がきて荒らした。がっくりきた。随分と押し倒された。情けなくなった。ネットをして、案山子を立てた。ネットが十分ではないので、鳥にやられる。もう一枚ネットを張るしかないかと思うが、一人では張れない。

Related Images:

おすすめ記事

 - 楽観農園