KOMATSUーPC40MRユンボを買いました。

      2025/04/24



 やっとユンボを買うことが出来た。905時間しかまだ使われていない、ほどほどの中古のものだ。KOMATSUーPC40MR。車幅は2m。バゲット幅が60㎝の0、14m3というサイズだ。このくらいの大きさがないと、ユンボは安定感がなく使い憎いと、感じている。

 ユンボというのは不思議な名前だと思う。正式名称は油圧ショベルという。フランスの会社の製品名なのだ。日本に入ってきたときにユンボで入ったもので、そのままどこの油圧ショベルカーもユンボと呼ばれるようになっている。多分ユンボの語呂が重機らしくてよかったのだろう。



 ユンボとしてはごく一般的な大きさのものだ。このサイズでも4トンもあるのだから、十分大きいと思うが、これで重機のクラスではミニクラスなのだ。ずいぶん探したが、一段下の30サイズは沢山出ていたが、40サイズのものが手頃だと思いあれこれ探した。

 以前はお隣の大里さんからお借りして、使わせていただいていた。そのユンボが壊れてしまい、借りられなくなった。のぼたん農園ではまだまだ工事が続くので、ユンボを購入するほかなかった。石垣島では中古ユンボはほとんどない。それで手に入れるのに時間がかかってしまった。

 以前から高梨さんには買った方が良いと言われていた。買うときは高いものだと思っても、石垣島では後で売ればそれなりの値段で売れるから、借りて使うよりも購入した方が良いと何度も言われていた。それで農場を始めるときに買いたかったのだが、みんなからすぐ壊れて修繕費がかさむので買わない方が良いと、言われていたのだ。



 これから水牛牧場を始める計画である。あれこれ工事しなければならない計画である。ユンボがなければ工事が出来ない。それが一番買わざる得なかった理由になる。借りた場合1ヶ月で33万円くらいになる。水牛牧場に作業道を作る必要がある。作業道は崖を崩して作る必要がある。

 道路造りの工事はそれなりのサイズのユンボでなければ出来ない。特に下に降りる道はかなりの急斜面で段差10mはある。ここに道を作るのはかなりの難工事だ。もちろん私には出来ないので、福仲先生にお願いして作って貰うことになっている。できあがったら福仲先生の水牛も来ることになっている。

 溜め池の直したい箇所もいくつかある。2番溜め池はもう一回り広げたい。あと1mぐらいは東側に広げられる。3番溜め池には水漏れがあり、直す必要がある。3番溜め池は底が岩なのだ。岩の隙間から水が漏れているのだと思う。


 3番溜め池の底に50㎝くらいの厚さの土を入れて、田んぼのように代掻きをして、水の漏れを減らしたい。現在は水が深くはならない。土を入れれば浅くなるだろうが、漏れるよりは良いだろう。併せて横幅も縦幅も限界まで広げたい。溜め池は水量が溜まるほど価値がある。要するに貯水量がなければ意味がない。

 3番溜め池にもいくらか湧き水が染み出てきている。溜め池に今の倍くらいの水が溜まるようになれば、いくらか水不足の解消になるのではないかと考えている。そうでないと不耕起を続けている5番田んぼが、いつまでも水で苦労することになる。

 次にやらなければならないことは、機械小屋の移動である。もう一つコンテナを購入して、2つのコンテナを並べて設置したい。そして二つのコンテナをつないで屋根をつける。屋根が出来ればその下にユンボを入れたい。出来ればコンテナ機械小屋の周りにコンクリートの土間を作りたい。

 ヤラブ木のトゥリーテラスの回りももう少し整理をしたい。コーヒー園ももう少し感じ良くしなければいけない。道に沿って石を並べた壁を作りたいという計画も実現したい。ヤラブのトゥリーテラスまで降りて行く道もなだらかな車ぐらい通れる道に直したい。この工事はすでに昨日行った。

 黒糖絞りの場所を作る必要がある。平らな円形の場所だ。予定では以前小麦畑のあった場所になる。そこの側側にコンテナ機械小屋を移し、その隣に黒糖絞りの場所を作る。そこから水牛車の水平道が始まることになる。水牛車道もユンボが来たので作ることが出来る。

 水牛車水平道には、道沿いに琉球石灰岩の石積みも作る予定だ。ユンボで一応平らな道が出来たところで、琉球石灰岩を良い間隔で下ろして貰う。そうすれば、石を並べるのも楽になるはずだ。ということは2トントラックが入れるように道を作らなければならない。これは嶋田さんにお願いしたい。

 田んぼの畦直しもしたい。24日に田植えをする8番田んぼは、急いで畦直しをしたい。田んぼ作業には20人以上の人が来る言うことだ。絵本の村の関係の旅行らしい。そのときに田んぼ回りが綺麗になっていた方が良い。単管パイプも打つのでそれも考慮して平らにしたい。

 単管もユンボで打てるかもしれない。これはやってみないとわからない。うまく打てれば、素早く済むだろう。まあ単管を打つ練習と思えば良いだろう。田植えが済んだら、すぐ単管打ちをしてネットを張らなくてはならない。田植えしたばかりの根付いていない稲は風でやられてしまう。

 パイナップル畑の下にあるススキの草原も何とか取り除く必要がある。そうすればパイナップル畑が広くなる。しかし、パイナップル畑が広がってもしょうがないかもしれない。もう少し様子を見てから、ススキの除去はやれば良いかもしれない。
 
 水牛のC放牧地にある水牛池も直す必要がある。大雨の時に崩れてしまい、池が小さく浅くなってしまった。水はある程度湧いているのだから、池を広くしてあげたい。下側にもう少ししっかりとした土手を作れば池が深くなる。水牛が夏の間快適に暮らせるようにしてあげたい。

 3つの水牛放牧地の中の作業道も作り直す必要がある。しばらく直さないでいたら、歩けないような道になっている。放牧地内のススキも広がりすぎてきている。これも出来れば掘り起こしたい。ユンボであれば根こそぎ採れるからススキも片付くはずだ。

 あれこれ考えると切りがないほどやった方が良いことがある。これでのぼたん農園の整備も大分進むことだろう。今年は写生旅行に行きたいと思っていたのだが、とても行くどころではない。次々に片付けなければいけない課題が出てくる。今年何とか片付けて来年には生きたいものだ。

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