タマネギ苗の植え付け

   


 タマネギ苗の植え付けを行った。舟原ため池の上にある2反の畑である。今年は16名の参加だそうだ。一人分が1,1m巾のベットで8mの長さである。私の植え方で、400本が植えつけられた。今年は渡部さん方式の高畝栽培である。

 理由は初めての畑で、数年前までは栗が植わっていた。もしかしたら、その前はみかん畑の時代もあるのかもしれない。いずれにしても耕土が浅く、一年目は畑としては、有機農法で行うのでかなり困難だと思われる。

 土壌診断の指導の際、畑の断面を見るように言われた。この時畝の下の方が、通路よりも深く柔らかく耕土があった。ベットの中で根が充分に活動できるという事が、玉ねぎにもいいのではないかと思った。この畑の断面を見ると、耕土は10センチ以下だと思われる。


小さなタマネギ苗、大丈夫だろうか。ともかく全部植えた。

 昨年のタマネギ栽培では、私の部分だけ植え付け後ひと月穴あきビニールを掛けた。これでタネバイを防ぐことができた。今年はどうなるかはわからないが、今年は全員分をビニールトンネルにする。これは舟原ため池の畑が寒い場所という事もある。植え付け1か月寒さや風にさらされると、弱ってしまう事がある。

 タマネギは寒さに弱いようだ。特に12月入っての植え付けでは活着するまでに弱ってしまう。これを防ぐためにも根付くまでは保温風よけは大切だと思う。タネバイに関してはまだ未知数である。12月になってしまったのは苗の成長が遅かったことがある。これは小田原周辺でタマネギ苗を作る人の多くがそうであった。天候が良くなかった。

 苗は自分たちで作ったものを16人で分けたのだが、一人250本である。根切り虫にやられて、だいぶ数が減った。加えて今年の久野の天候はタマネギには最悪の展開で、どこでも生育が遅れたらしい。いつも苗を分けてくれる方が、今年は無理そうだという。


 こんな感じでそれぞれに高いベットを作った。ベットを作る前にそばかすを撒いて、トラックターで耕してある。それでもそれほど深いものではないから、通路になる所を掘り下げて、ベットを作った。これで耕土が20センチくらいにはなっただろう。

 私は鶏糞を一袋撒いた。鶏糞は家の鶏小屋から持ち出した古いものである。これをベットを積み上げる際に良く土と混ぜた。玉ねぎはそれなりに肥料がいる。新しい畑では良く育たないと思われる。冬の作物は肥料が不足すると生育が悪くなる。肥料の吸収が冬は悪い。


 400本植え付けて、365個のタマネギが目標である。ただ苗が小さいので、どれだけ育つかは未知数である。苗を探したのだが、12月7日ではもう売っていない。売っているところをやっと見つけたのだが、枯れかかった湘南レッドの悪い苗だった。

 他にあるのかどうかも分からないので、ダメでもともとと思い、買う事にした。50本100円でいいという事だった。150本購入した。これで数だけは400本になった。半分育てばいいかなというところである。

 タマネギ部会はあしがら農の会の念願の活動だった。根守さんが苗作りを指導してくれた。250本づつ配布できたという事は一歩前進である。専業農家でもうまく行かなかった天候の中、かなりの成果である。根守さんは自分では1500本植えたそうだ。根守さんの技術の向上は目覚ましいものがある。


 農の会には畑の会があり、その中で、小麦部会、タマネギ部会、ジャガイモ部会がある。保存できる作物をみんなで作ろうという事である。自給の為には共同でやる合理性を見つけて行こうという事である。

 一番は技術的な成果があったという事だろう。例えば、栽培に関してはそれぞれである。私の場合は養鶏をやっていて、今も鳥がいるので、発酵が進んだ養鶏場の床を入れる。米ぬかだけでやる人もいる。畝を高くしない人もいる。様々やってよくできた人のやり方が、次回の参考にされている。

 黒マルチを使う人もいるのだが、私も使ったことはあったのだが、どうも間から出てくる草が抜きずらくて、草を取ると玉ねぎ自体の根回りを壊してしまい、どうも球が太らない。それ以来使ったことがない。

 結局はタマネギは草が嫌いだ。今年、タマネギの間にライ麦を播いた人がいた。私の予想ではタマネギの生育を阻害するのではないかと思う。玉ねぎはタマネギ以外の植物が嫌いな気がする。大胆な試みである。


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