4月の自給作業
3月中に桃の花が満開に咲いた。ミツバツツジまで咲きだした。桜は満開である。家の桜はまだ7分咲きだが立派に咲いている。杏も満開で、犬の散歩が気持ちが良い。暖かい上に雨も適度にふるので、大麦は既に、穂を出した。こんなに早い年は初めてではないだろうか。久野川の水温は12度である。このまま暖かくなってしまうと、浸けてある種籾が心配になる。昨日はタラの芽をとってきて食べた。タラの芽をこれからしばらくは食べ続ける。やはりてんぷらが美味しい。まだ寒い日は有るかもしれないが、窓をすっかり空けはなった暮らしになった。幸い花粉症が無いので、花粉は軽トラのガラスを前が見えなくなるほど降っているが、何でもない。
4月は先ずは、田んぼの苗代である。稲の種まきである。29日に苗土は準備した。150袋ぐらい作った。20人以上の人が集まった。各田んぼグループから人の集まる、数少ない作業となる。午前中で無事作業が完了した。今年は、前もって土を用意しておいたので、仕事が早かった。苗土は1反に土嚢袋に10袋いる。柿ノ上田んぼでは、30袋という事になる。農の会全体で苗土は準備するので、200袋ぐらいと思っていたら、120袋だと書いてあった。余分に有れば、色々使えるので、充分に用意できてよかった。すぐに苗代作りに入る。3日に春起こしをして、水を入れる。3日に初めて新しいトラックタ―を使う事になる。それまでにトラックタ―のナンバー登録をする必要がある。役所に聞いてみたら、車体番号というのがいると言うが、鉛筆でこすって移してくるようにという事だった。加えて、4月2日に登録すれば、税金が来年になって、一年節約なると教えてくれた。
トラックタ―は軽トラには乗らないので、自走する事になる。だから久野地域専用という考えになる。家から欠ノ上田んぼまでは800メートル、舟原田んぼで300メートル。麦畑は600メートル。坊所田んぼで2キロ位だろうか。少し使いなれた段階で、来年くらいにはドライブハローを手に入れたいと考えている。ドライブハローにすると代かきが上手く行くと言うから、将来の課題である。田んぼが平らになるなら、是非にと思っている。そうだ忘れないようにしたいのが、3日春起こしをする前に、鶏糞を苗代予定地に撒きたいと思う。1畝で一袋ぐらいを、必ず撒いておきたい。苗床の状態が良く分からないが、苗作りの初期成長は重要だと思う。ここで停滞なく成長させたい。土壌は出来るだけ丁寧に細かく耕しておく。そして水を入れておく。5日には代かき。今年も歩く所も代かきをする。苗箱を並べるのは大変だが、出来る限り苗床全体を平らに作りたいので、ここは抜かりなく行う。今年は5畝全体に苗箱を置く事になるので、事前の位置決めは重要になる。代かきが終わったら、トンボでできる限り平らにする。
苗管理はいよいよ11日から、19日までに苗箱が並べられてゆく。種蒔きが欠ノ上が18日になる。今回は、子ノ神の吉宮さんや、井関さん、そしてメダカ田んぼも同時進行だから、今までにない、大量の種まき作業になる。多分まるまる1日作業になるだろう。苗箱が11日に置かれれば、その後は、秋までの水管理の日々にになる。畑の方はハウスのトマトの種まき。タマネギの草取りの継続。今年は何とか草を抜き続けている。狭く密集させたので、生育がどうなるかが気がかりな所だが、昨年よりは良い様な気がしている。この時期のタマネギは、一日ごとに大きくなってくる。草も毎日とってやらないと、直ぐ密生してしまう。畑全体の草の整理も一度しなければならないだろう。果樹の下は今年は良い草がきれいに生えている。草地というのは、気持ちの良いものだ。こうして柔らかな草が覆うようになってくれれば、手が掛からなくなる。サヤエンドウが食べられるようになってきた。キャベツ、菜花を毎日食べている。今頃は、野菜の無くなる時期だが、何かしら有って食べる野菜に困る事はない。