9月の農作業
8月は暑過ぎて、草刈りもできないほどであった。9月になり少し涼しくなったところで、まず、草刈りを進めたい。絵の展覧会が9月にはあるから、例年8月は絵を描くことに専念している。それもあり、畑は草だらけだし、秋野菜の畑の準備も手付かずとなっている。加えて9月には東京に出ることが増えるので、時間もあまり取れない。そのなかでも、タマネギだけは今年は挑戦してみたい。昨年苗が重要ということが分かったので、ことしは種まき苗を作ってみる。セルトレーに播いて、畑の苗置き場に設置するつもりだ。と言っても400本苗を作るとして、200穴のセルトレー3枚あればいいのだ。9月初めに、苗置き場を作る。落ち葉堆肥を入れて、2度ほど間を空けて耕す予定。セルトレーの種まきは9月9日に種まきと覚えようか。苗土は稲と同じにしてみる。いずれ草が出ない土にしたい。草が混ざるようではタマネギの苗はいいものはできない気がする。
今畑にはソバ、とアマランサスが猛然と生えている。いつの間にか、畑全体に生え覆いつくしてしまった。それ以外雑草が出ていない所だけが救いだ。その間に、里芋、トウモロコシ。きゅうり、ナス、ピーマン、かぼちゃが、埋もれながら、何とか食べる分ぐらい出来ている。大豆や、山芋も案外に元気に埋もれている。これほど乱雑な状態になったのも、久しぶりだ。ここまで来たのでソバとアマランサスの収穫はやってみたい。、畑の切り替えもしなくてはならない。ソバは倒れてしまったのだが、半分倒れた形で再生している。やっと実になりかかっている状態である。9月半ばには収穫できるのではないだろうか。家で食べるそばには、十分すぎるぐらいはありそうだ。アマランサスは現在穂の数で100はある。一つ100グラムとしても食べる分には充分である。ソバも、アマランサスも作るのは簡単だが、食べるまでが大変である。
田んぼは稲の状態は悪くない。心配はイノシシと、倒れることである。背丈が伸びすぎたのである。葉がとても大きい。茎もそこそこ太くしっかりしているので、倒れるのは根の所からである。根の張り方が悪いのか、土が緩くなっているのか。たぶん深水を続けていて、土壌が緩んだと思われる。苗床の後が特に状態が不安。間断灌水をして土壌を固めている。稲藁堆肥を入れたことも田んぼに影響を与えている。堆肥が積んであった場所が少し緩んでいる。窒素が効いて背丈が伸びたということもあるが、土壌自体が緩くなったのかもしれない。稲を一度計測する必要がある。水が例年になく高温であった。これは来年以降もそうなると考えた方がいいので、栽培の計算に入れる必要がある。湧水の田んぼでは、まだ穂が出来っていない。水が冷たいと背丈も伸びないような気がする。しかし穂は影響されていない。分げつも十分である。水温と、肥料と、腐食の関係が重要。
大豆は今花盛りである。花の時期は水分が必要だが、何とか雨が降り出した。もう少し降ってほしいぐらいであるが、乾き切らない内に降るぐらいの状態である。山の畑で雨が降りやすい条件はある。大豆は200個花が咲けば、鞘が出来るのが、100ぐらいだろうか。そして実にまでなるのが、50ぐらいか。大豆はばらつきが大きいようだ。良い株と、生育がすごく送れる株とがある。直播も、土中緑化法も、そこそこできているが、この後どのように変化して行くのか、観察を良くして置く必要がある。今年は生育が早いので、このままでは、11月初めごろの収穫になるかもしれない。まだ、じゃがいもはたくさんあるので、今年は秋ジャガはいらない。ニンジンは畑が出来たら蒔きたい。キャベツ、白菜、ホウレンソウも、落ち着いたらやる。ハウスのトマトは、整理して、もう一成りさせる。