畑の季節

   

苗作りの季節になった。様々に気を取られる事があったが、畑の方を少しづつ始めた。今年は結構雨が多い。畑の土が乾いたらと思いながら、ジャガイモの植え付けをした。テジマを秋に作り、その小さい奴を種芋に採っておいた。これを植えつける予定だ。去年までは何でも男爵を春にも秋にも植えていた。それで上手く行っていたのでいいと思っていたのだが。去年、種芋を繰り返し使うなら、秋じゃがで回したほうが、増しだという話を聞いた。それのほうが取れるというのだ。確かに面積の割には取れていないので、今年は秋じゃがの方にした。男爵も取ってある。捨てるのはまだ早い。ジャガイモは3畝。60メートル植えつけた。これで30キロぐらいしか取れないのか。2畝で良いなら助かる。今植えてあるのは、一畝がニンニク、4畝がタマネギ。10畝ほど麦。10畝で30坪。白菜は後2個になった。キャベツはどんどん成長してきているので、今月末には又取れるかもしれない。秋蒔きがまだ畑に1個残っているので、切れないという事か。

大根は切れない。ブロッコリーも採り続けている。プチベールも取れる。コカブは終わった。後から蒔いたのが出なかった。今伸びているのが、サヤエンドウ。こぼれ種からも芽がでてきた。支柱と網を設置した。どうもあまり良くないのが、ソラマメ。去年に較べて生育が遅れている。埋めておいた、牛蒡が出てきた。最近、ホウレン草やレタスを蒔いた。遅れて芽がでてきたようだ。いよいよ、苗が作れる。苗土の事を中村さんが、いいことをおしえてくれた。ピートモスとクンタンとやま土とで出来るという話だ。準備が要らなくてすぐ蒔けるというのだ。ピートモスは輸入品で良くないという話もあるが、たまたまダンボールコンポストの残りがあるので、使ってみようかと思う。これで稲の箱蒔きも上手く行くそうだ。

トマト、なす、キュウリ、ピーマン。果菜類は一通り苗から。挑戦して見たいのはトマトがまだ生きているので、刺し芽での栽培。もう一度、トウモロコシの早蒔きの挑戦。去年より作業が遅れている。と言っても去年は8日に種蒔き。3日遅れてしまったが、まだ間にあう。こういう時は気がせくのだ。何しろ畑が出来てきているから、作業が去年に較べたら、グンと楽だ。畝たても3畝が一息で出来る。一息はおおよそ1時間。去年の倍の速度だ。つまり半分の時間で進む。去年はたまねぎの周りの草取りで苦労したが、今年は鍬で土の表面を削ぐ様にした位だ。土入れを兼ねて行った。土佐豊国の鍬が生きる。ただしタマネギの成長も去年より遅い。暖冬であったが、雨が多く日照が少ない影響と思う。稲は今年は播種を1週遅らせて、4月19日の予定。浸種は4月に入ってでいいだろう。

今年は牛蒡は少しにする。自分で掘れるだけで良い。農の会の苗の担当はニラだが、3名の申し込みだけだった。これなら、いつでも対応できる。去年のものが、まだ生きていると言う事だといいのだが。苗が悪かったから、もう要らないというのだと困る。人参も少しやってみよう。まだ上手にできたことがないので、今年こそ、何とかしたい。中原さんが立派なものを何度もくれる。うらやましいことだ。中原さんによると、養鶏場の堆肥が良いという。良く取りに来てくれるので、ありがたい。私ももう少し使おうと思う。一時間の食糧自給は去年よりさらに短縮しそうだ。土をよくすると言う事が、時間の短縮に繋がる。この土が良いという事は奥が深い。大いに研究の余地がある。去年は養鶏場に稲藁を入れた。さらに入れるつもりだ。落ち葉堆肥が一番良いと、去年石綿氏から教わったが、落ち葉は集められなかった。

最近の自給作業:ジャガイモの植え付け3時間。 累計時間:7時間

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