防音の鶏小屋
2日掛けて雛小屋にネットを張った。雛が24日に孵るので、その前に準備をした。雛が外に出て遊ぶ場所が、もう一つ具合が悪かった。課題ではあったのだけれど、先延ばしにしていた。雛を小屋に入れてからガタガタするのもよくない。今のうちにやることにした。やっている内に、もう一つの工事をすることを考え付いた。それは防音小屋だ。雄鶏を夜になったら入れてしまう。防音の小屋を作ってみたい。雛の小屋は、1.5坪の小屋が3つある。その内の一つを防音小屋にして見る。どの程度のものになるかはわからないが、寝るときだけ入れる小屋になる。将来、養鶏業は止めても、家のそばだけで鶏を飼う事になるだろう。鶏好きにとって困るのは、夜中の鶏の鳴き声だ。これを防げる小屋を工夫する事は、私だけの問題ではないだろう。鶏が普通に飼い続けるためには、大切な事になるだろう。
ネットは真鶴の岩漁協でいただいたものだ。どうも形が変形していて、使いにくいのだが、何とかつぎはぎして、完成した。たての柱は足場パイプを、深く打ち込んだ。その上部に竹を渡して、しっかりと固定した。そのうえからネットを順番に引っ張りながらとめていった。途中で、錘やら太い紐やらが邪魔な事がわかり、はさみで取り外した。これがなかなか大変な事で、終わったら指の皮がむけてしまい、血が出ていた。それでも、なかなかの工事が2日で出来たので、大満足だ。側面から上部まですっかり囲ってあるので、今度はスズメすら入りようがない。網の強度も何トンレベルなので、当分心配が要らない。はずした錘の綱が、網を下で押さえる重石に丁度良い。鉛で出来ているのだが、集めたらきっと20キロはある。1キロ1000円とか聞くので、2万円にはなるのか。ちょっと驚きだ。
防音小屋。この小屋は締め切りになる。ピアノの練習室のような作りにする。窓はない。換気扇がいるか今検討している。壁は表裏板張りにして、中に防音材を入れ込む。昼間は出入り口の扉を開けておき、出入りを自由にする。夕方小屋で餌をやりながら、小屋の中に入るようにする。光が入らないように外には、暗幕のカーテンをつける。春生れた鶏が、鳴き出すのは秋になる。涼しくなっての事だ。たぶん換気扇無しで大丈夫だと思う。雄鶏を何故、別に飼って置くのかは、鶏種保存のためだ。雌と4羽一緒に居れば、基本は大丈夫だが、それとは別に雄だけのグループで、20羽は保存しておきたい。この鶏を入れておく小屋が必要。雄は順繰りに肉にして行くので、次の春には、群れにいる4羽以外は居なくなる。
防音材をどうするか。これもネットで調べると様々あるようだが、それなりの費用、5万円から10万円ぐらいにはなるが、仕方がないことだろう。何かを応用して上手く行かないかは事前に検討するつもりだ。断熱材の類は、廃棄物で大量に出ている。これを貰って来れないか検討の必要もある。廃棄物処理業者に問い合わせる必要はある。そう成ると、24日には間にあわない。作業が詰まっている。ピースカフェの印刷と折り。水彩連盟の出品作の額装と出品が20日。23日には建前。これまでに材料の準備がある。思いついたのですぐやりたいが、延ばすしかないかもしれない。その場合、雛が外に出れるようになる。2ヶ月ほど先になる。外に出しておいて、小屋の方の改良を行おうと考えれば可能だ。