第165 水彩画 日曜展示
第165 水彩画 日曜展示
10号前後の作品。

256「海」
2023.6

257「漁港」
2023.6

258「能登島」
2023.6

259「海」
2023.6

260「のぼたん農園」
2023.6

261「熱い畑」
2023.6

262「由布岳」
2023.6

263「森」
2023.6

264「アカ花」
2023.6

265「月夜」
2023.6

266「のぼたん農園」
2023.6
どの絵も描けるだけ描いている。最近絵にやりすぎはないと考えるようになった。もうやれることはないと言うところまで描き尽くす気持ちでいる。その方が自分の絵になる。何度も描くと言うことで絵が重くなる。重くなったときには白を使ってもう一度起している。透明性が失われる。
絵がダメになることを怖れなくなった。恐れなければ成らないことは自分の絵にならないことだ。水彩画の最初に出来る美しい調子に引っ張られてはダメだ。それは万人の感じる美しさで、自分の美しさではまだない。誰がやって出てしまうような調子に引っ張られていたのでは自分にならない。
自分の世界は自分の意志で作り上げたものだ。偶然生まれるようなものではない。水彩画は油彩画以上に踏み込んで行けるものだ。しつこく描いた墨絵のようなものだ。真っ黒な画面である。そうならないのは水彩画だからだ。センにも色にも自分の意志を貫く。