インフルエンザの流行

   

インフルエンザがかなりの勢いで広がっている。過去2番目の患者数で211万人を越えたと言う。65人に一人位がかかっている感じなのか。知り合いにもかかったという人が居た。ワクチンを打ったのにかかるという話も聞く。A香港型だと言う。今季のインフルエンザワクチンは、A香港型とB型、3年前に発生した「インフルエンザ(H1N1)2009」の3種類が含まれる混合ワクチンで、現在の流行に対応している。年齢群別では5~9歳約57万人(27.0%)、10~14歳約37万人(17.5%)、0~4歳約32万人(15.2%)、30代約22万人(10.4%)、40代、60歳以上は共に約16万人(7.6%)の順となっている。インフルエンザ菌が強くなったのか、日本人が病弱いなったのか。
いやな傾向である。乾燥傾向が続いているからと言われているが、最近は雨も降るし日本全体ではそうとも言い切れない。

60歳以上は感染しにくいようだ。子供の頃は毎年風邪をひいていたので、そのおかげもあるのか、20年以上風を引かない。自分ではそう思って居るのだが、毎年引いて言われてどういうことなのか理解が出来ない。ワクチンとか薬とかは使わないが、インフルエンザには少なくともかからない。一番気おつけているのは良く寝ることである。寝られるだけ寝る。寝すぎで本当に時間がもったいないのだが、それでも寝る。朝4時に起きてとても寒いが、暖房は付けないこれも風邪対策だと思っている。食べ物は出来るだけ発酵食品を食べる。牛乳は飲まないがヨーグルトは飲む。漬けものは毎食食べる。出来るだけ自給のものを食べる。小食にする。食べたくなければ夕飯は食べない。運動は適度にする。森林浴はほぼ毎日行う。鶏を飼っている効果がある気がする。育たないのではと言われたほどの虚弱児童だった。常に風邪をひいていたような記憶がある。しかし、山北に越してから、自分でもびっくりしている位、病気にならなくなった。

インフルエンザの大流行の原因は日本人の暮らしかたが、おかしくなってきているから。というのが正解ではないか。都会の暮らしは風邪をひきやすい。ウイルスに接触しやすいこともある。免疫力が低下してくる。おかしな衛生観念が広がっている。除菌思想である。あたり一面に存在する、目に見えない菌を敵とする暮らし。本来菌に助けられて人間は生きている。除菌すれば手助けしてくれている菌もいなくなる。イオンクラスターで室内除菌など、大きなマイナス面があることも考える必要がある。排除の思想ではなく、折り合いの付け方である。田舎暮らしの日本人は年寄りばかりで、風を引きにくい。町場には若い人が中心でインフルエンザの流行が起こる。その上、若い人を中心に、インフルエンザと言えば、うがいをしろ、マスクをしろ、手洗いを施行。こんなことで流行が防げるわけがない。そんなことはウイルスと言うものの実態からしてみれば、気休めのようなものだ。ワクチンで防ごうとすれば、そのワクチンをものともしない変異をするのがウイルスである。

こんな偉そうな理屈を言って居ても、かかる時はかかる。その事も受け入れた方がいいと思っている。そうして死んでしまうこともままあるだろう。それも仕方がない。とことん除菌生活して長生きする人もいるだろう。菌まみれで長生きする人もいるだろう。それは選択なのだと思う。私はこの20数年の暮らしで、何とか病気体質から抜け出たもので、これで行くつもりだ。他の人にも良いだろうとは思うが、総合的なものだから、参考にしてほしいが、お勧めするものではない。しかし、免疫力を高める微生物は乳酸菌や納豆菌様々存在する。私は微生物漬けのような暮らしをしていて、インフルエンザにかからないことは確かである。疫学調査でも乳酸菌でインフルエンザの流行が抑えられるデーターがある。むしろ感染しながら重症化しない、発病しない。こういう対応がいいと思うのだが。

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