276 水彩画 日曜展示
276 水彩画 日曜展示
593「とぅまた田んぼ」
2024.11 中判全紙
594「のぼたん農園」
2024.11 中判全紙
595「ゴムの木」
2024.11 中判全紙
596「屋良部岳」
2024.11 中判全紙
絵面が粗くなってきている。最近絵面の粗い意味が少し理解できてきた気がしている。絵は丁寧に描けば描くほど勢いが失われる。自分の世界観からも遠のく。自分の心が伝わる荒さがあるようだ。粗いけれど雑なわけではない。この加減が難しい。
それはマチスや中川一政から学んだことかも知れない。必要な粗さで、それ以外では表現できない世界がそこにあるようだ。まだ本当には分っていないのだが、粗い表現を意識して試してみている。荒さで一番悪い事はヘタウマになることだ。
粗さが自分の中に入り込む表現になる必要がある。この辺りはもっと沢山やってみなければ見えないような気がしている。ともかくしばらくやれる絵ではやってみようと思う。粗さに自分の腕が慣れなければならない。腕が無意識に粗く描くようにならなければ。