2011年の田んぼ
田んぼのアラオコシを行った。今年のクリムソンクローバーは出来は普通と言うところ。上の田んぼは良くできたし、下の田んぼは普通で、中の田んぼは良くなかった。全体でみればこんなものかと言うところ。理由については、少し考えなければならない。中の田んぼは苗床に使っている。これが土の状態に影響した可能性。又自家採取の種に問題がある可能性。保存の仕方に問題が無かったかどうか。稲がある間にクリムソンクローバーは種まきしたが、このタイミングが悪かったか。いずれも、ハンマーモアーで細かくしてから、アラオコシをした。ハンマーモアーを使うと、アラオコシの状態まで良くなった。アラオコシをする前に谷側の畔際の土あげをした。水が漏って仕方が無いので、今年は全体を行ってみた。土の移動を行おうとしたが、上手くゆかなかったので、代かきの時にできる限り平らになるように、努力してみたい。
苗の出来が良くない。今までで一番悪い。大きくは天候の影響だと思われる。根の伸びが悪い。まあまあ良かったのは、黒米の苗位であった。キヌヒカリは特によくない。昨年の高温で種もみ自体が悪かった可能性はある。特に生育の悪い苗箱20枚は山室さんの田んぼに置かせてもらっておこう。220枚用意して、20枚は予備である。予備は誰かにあげても良いという分である。このように生育が悪いのであれば、種まきをもう少しは止めた方が良いのか。発芽までは調子良かった。そろいも良かったし、遅かった感じではなかった。その後の3葉期までの生育が、とても悪かった。セルトレーの苗土に問題があったか。他所の田んぼも同じ苗土なのだから、このチェックは必要か。山北は独自の苗土のはずである。どういう出来であろうか。
土の状態は雨の間のちょうど3日の曇りで何とか、アラオコシをできる状態であった。一日前でも、一日あとでも、出来なかった。結構良い状態に耕運できた。代かきは4日にやる予定である。そして田植えが5日。今年は苗が小さいから、田んぼをいかに水平にするかが課題である。手間がかかってもこれを行おう。場合によっては、3日に上と下の田んぼだけでも代かきを終えて置き、水平にする作業を4日に入れるという考えもある。苗取りが結構大変だから、予定を少し変えてみよう。余裕を持って、4日には水漏れ個所の直しも行うようにしよう。場合によっては、線引作業も下の一枚だけ、4日の内に行う可能性もある。それなら、早朝からやらないで済む。これは雨が4日の晩に降らないという時のことである。
何だか田植えが近付くと、緊張してくる。頭の中で何度もイメージトレーニングをしている。それで改善点が何か所も見つかる。その見つかったことが、田植えを早める事だった。これは意味不明だが、早くやった方が良いという感じがしてきたのだ。具体的に言えば、小麦の収穫が6月10日前後の晴れ間に成る。とすると田植えを済ませておきたくなった。これは個人的な事情だが、なんとなく天候が早くした方が良いと言っている気がしている。すでに苗も遅れている訳だ。今年も継続して、ソバカス抑草を試行する。去年が田植え後居なかったために継続してまくことが出来なかった。今年はそばかすが充分撒けるように、無肥料状態である。良いタイミングで継続してソバカスをひつこくまいてみたい。去年は8,7俵の上出来であったが、今年は7俵どまりで良しとしなければいけないような気がしている。思い出した。イノシシの罠はやらなくてはならない。
昨日の自給作業:アラオコシなど6時間 累計時間:6時間