花壇の作り方

   


窓の下に以前から、花壇があった。目隠しと防犯の意味もあって、窓に格子を作り、そこに朝顔やら、常緑の鉄扇などを植えていた。今年はトマトを作った。プランターを置いて、そこを材木で囲う簡単な物だったので、腐ってしまった。全体を直すことにした。レンガで造ろうと考えて、ビーバートザンに買いに行ったのだが、おもしろそうな材料があれこれある。急遽予定を変更して、出来合いの物を工夫することにした。レンガだけでも10種類もあって迷ったが、下一段はレンガで積んで、その上を出来合いの囲いの用のコンクリート素材にした。淵がカーブしていて、奥行きが良さそうだったのだ。下のレンガも半分に切ったレンガがある素材を選んだ。下一段なので、その中で、色の一番暗い物にして、全体が締まった感じになるようにした。材料費は全部で、7500円だった。コンクリートが、一袋25キロで420円とかだが、余るのでこれが困る。

全体で、1時間づつ2回の2時間ほどで出来た。大抵やることは早いが、雑である。土台のコンクリートに水を打つ。先ず、レンガやコンクリートも水に沈めて置く。そして出来上がりの形に並べる。並べたら、外郭線を引く。次に、砂とコンクリートを2対1でバケツに混ぜる。モルタルという奴だ。混ぜたらば水を入れる。適当に入れながら、よくよくかき回すとゆるくなる。コンクリートを増量。端の一つのレンガをはずして、モルタルを小さなシャベルですくって積む。下のコンクリートとの接着を強くするために、粉のままのセメントを敷く。上からレンガで押したとき、モルタルが外からはみ出ないように奥の方にはみ出させる。レンガの継ぎ目は排水口になるので、モルタルが行かないようにする。下一列が積み終わったら、そのレンガの上に、コンクリート素材をやはり端から置いてゆく。これも奥ははみ出ていいが表には出ないようにモルタルを積んでゆく。二つの継ぎ目はセメントで一部を接着して強度を出す。積み終わったら、今度は花壇の内側から、特に継ぎ目はしっかりとモルタルで補強する。乾くまで3日ほど待つ。

次にビニールで家の側を防水をする。2重のビニールで、家の側は水がしみこまないようにする。レンガの側は水は通す草抑えのシートで根がレンガの間に来ないように覆う。いずれも土を入れて終わったときに見えない適当な高さにする。最初に砂を入れる。その上に、砂利を引く。これをやりながら、ビニールの位置を整える。その上に畑土を入れる。ある程度土を入れたらば、肥料を入れる。今回は二見リサイクルセンターの健やか肥料にした。土と馴染ませたら、さらに上から土を入れる。この2メートルの花壇で、一輪車3杯で土は満杯になった。そこで水を入れて、土の沈み込み、しみこみの状態を見た。それが写真を撮ったところだ。このあと2週間ほど置いてから、サヤエンドウを蒔くつもりだ。

篠だけを準備した。11月にはいれば、竹は切っても長持ちする。一応新月に切る。これから竹を格子状に組んで行く。これは見栄えも大切なので、結ぶ紐は黒い麻紐がいい。軒まで届かせて、突っ張らせて強度を出してゆく。釘で止める必要はないが、葉で覆われた時に風に吹き飛ばされないように、しっかりとした物にする。実はここに植え込むための鉄扇は用意してある。エンドウにしようと思ったら、迷ってしまった。エンドウにもなかなか花のいいものがある。その上食べることも出来る。ここに4本ほど植えると、自給には丁度いい。実はこの花壇はダンボールコンポストの埋め込み場所にしようと考えて作った。生ごみの循環を見える形にするには、やはり野菜を作るほうがいいかと思ったのだ。

昨日の自給作業:麦畑の肥料撒き、畝たて2時間 累計時間:8時間

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