非電化工房のスモールビジネス
2025/04/25

電化生活のササムラの家
非電化
非電化工房(非電化工房トップページ)という藤村さんという方が運営されている組織が那須にある。以前は鎌倉にあった。鎌倉にあった頃あしがら農の会に来ていただき、講演をしていただいたことがあった。その縁で、那須の方にも何度か伺わせていただいた。那須に移り、福島の原発事故の影響を受け苦労されたと言われた。
藤村さんが何から何まで運営されている。みんなが機械を壊して困ると言われていた。非電化工房の藤村さんが農業機械の直し匂われていると言われていた。実に面白いものを様々作っている。「三万円ビジネス。」という本を出されている。ある意味で有名な発明家なのだろう。
面白いので前書きをコピーさせていただいた。スモールビジネスにもなるので怒られないだろう。
「月3万円ビジネス」
「月3万円ビジネス」というのは、月に3万円しか稼げないビジネスのことです。いいことしかテーマにしません。このビジネスはたくさん有ります。なにしろ月に3万円しか稼げないので、脂ぎったオジサンは見向きもしません。つまり、競争から外れたところにあるビジネスです。だから、たくさん有るのです。
地方には仕事が不足しています。希望を抱いて地方に移住した若者が、仕事を得られずに都会に舞い戻るという残念な現実が、今この国には確実にあります。都会に戻っても、膨大な支出のために、時には身も心もすり減らして働かなくてはなりません。
いいことで愉しく稼ぐには、知恵と仲間がきっと必要なのでしょう。そのためのヒントを提供するのが、この本を書いた目的です。「月3万円ビジネス」の考え方を第1章にまとめました。実例を第2章で紹介します。例に過ぎません。ヒントにして「月3万円ビジネス」をたくさん生み出してみてください。
「地方で仕事を創る塾」
「地方で仕事を創る塾」という変わった塾を細々とやっています。塾生のために創ったセオリーを第3章で紹介します。仮説だらけのセオリーです。シビアに追求しないでくださいね。「月3万円ビジネス」というのは、支出が少ない生活スタイルと重ねることが必須です。
でも、その生活スタイルが愉しくなくては、不幸せになってしまいそうです。そこで、第4章では、エネルギーとお金を使わなくても得られる豊かさについての実例を少し紹介します。「奪い合いのビジネス」ではなく、「分かち合いのビジネス」がたくさん生まれることを、切に願っています。この本が小さなヒントになれば、大きな仕合わせです。
第7期 スケジュール (2025年4月~2025年10月)
全12回 いずれも 10:00~12:30 13:30~17:00
4/12(土) 5/10(土) 5/24(土) 6/14(土) 6/28(土) 7/12(土)
7/26(土) 8/9(土) 8/23(土) 9/13(土) 9/27(土) 10/11(土)
● プログラム
A 自給力を上げるプログラム(150分)
①住み込み弟子の修行報告・・・・現在進行形でリアルにレポートします
②自給講座
B 自活力を上げるプログラム(90分)
①制作課題 毎回出される課題を制作し、商品デザインまでして次回に発 表します
②スモールビジネス講座
C 仲間力を上げるプログラム(120分)
①ゲストスピーチ・自立共生を実現した先輩のオンラインインタビュー
D 哲学講座(30分)● 塾長 藤村靖之 ( 非電化工房代表 )
全12回 いずれも 10:00~12:30 13:30~17:00
4/12(土) 5/10(土) 5/24(土) 6/14(土) 6/28(土) 7/12(土)
7/26(土) 8/9(土) 8/23(土) 9/13(土) 9/27(土) 10/11(土)
● プログラム
A 自給力を上げるプログラム(150分)
①住み込み弟子の修行報告・・・・現在進行形でリアルにレポートします
②自給講座
B 自活力を上げるプログラム(90分)
①制作課題 毎回出される課題を制作し、商品デザインまでして次回に発 表します
②スモールビジネス講座
C 仲間力を上げるプログラム(120分)
①ゲストスピーチ・自立共生を実現した先輩のオンラインインタビュー
D 哲学講座(30分)● 塾長 藤村靖之 ( 非電化工房代表 )
● 受講費 12万円(授業料、資料代の一切を含む) |
スモールビジネスとのぼたん農園
藤村さんはいわゆる発明家である。つまりこのZOOM講座も藤村さんのスモールビジネスと言うことの、一つの実践事例なのだろう。3人受講生がいれば、月3万円のスモールビジネスになる。なるほどという発想である。こういう発想を伝授しようと言うことなのだろう。
非電化の機械を様々考案されている。非電化脱穀機というものを見つけて、お尋ねしたのが知り合った始まりだった。それはあしがら農の会では機械として適合するものではなく使うことはなかったのだが、暑いほど冷たくなる非電化冷蔵庫など、興味津々であった。
のぼたん農園の継続には、いわばスモールビジネスが必要なのではないかと考えている。それはのぼたん農園で儲けようという話ではない。資本主義と戦うためにのぼたん農園はあるのだから、利益を上げようというのではない。石垣島でのぼたん農園が継続されて行くための方法を考えている。
のぼたん農園には水牛牧場がある。伝統農業の継続のために水牛を飼っている。水牛牧場を継続して行くにはどうすれば可能かである。水牛自身が働いて、自給して貰わなくてはならない。それで考えたことが、サトウキビ絞りである。サトウキビ絞りを、自給農業体験として費用をもらい行う。
サトウキビ畑を作った。全体では2反ぐらいになるのではないか。このサトウキビの耕運機での草取りとか、刈り取りとかを体験して貰う。その体験費用をいただく。そして水牛のサトウキビ絞りも体験もして貰う。それで採れた砂糖液は持ち帰りたい人には持ち帰ってもらう。
家畜というものがどう言うものかを、伝えて行く事業だと思っている。家畜を働かせることを動物虐待だという人もいる。とんでもない弱った社会の話だ。理屈だけで体験のない人はこういう浅はかな考えに陥る。家畜は喜んで働いていると言うことを体験して貰いたいのだ。
そのほか自給に関わる様々なスモールビジネスを考えている。溜め池で増えて行く熱帯睡蓮の苗なども販売したらどうだろうか。バナバもいつもなっているが、バナナ販売というほどではない。もう一つ工夫をしてスモールビジネスを考えた。