昔の写生地旅行を計画する

旅行に行きたくて仕方がない。特に台湾に行きたい。つまらないことで台湾に行けない。石垣から台湾航路ができるという話が繰り返し出てきて、楽しみに待っている。石垣ー台北の飛行機が再開されるというので、それもまた待っている。待っていて行けない。別にないと思えば遠回りもできるのだが。
あったことを考えると、再開されたらぜひとも行こうとついつい思うのだ。それならばその前に、アトリエカーで日本国内を旅行したいとおもうようになった。稲刈りが終わる4月から5月の良い季節に回れればと思う。連休中の込む季節は小田原にいればいいわけだ。
日本全国車で写生をして歩いていた。描きたいという場所で車を止めて描く、それを繰り返している内に、何度も行く場所が日本全国に30箇所くらいになった。小田原のそばで言えば、下田、三津浜、箱根、篠窪、それ以外の場はだんだん描かなくなった。
だから九州に写生に行けば、どこと決まっていた。四国なら、瀬戸内海なら、紀伊半島ならば、何度も行くので、その場所は見ないでも描けるようになった。つまり記憶に残った。今男鹿半島のあの場所という風に記憶の風景を描くことが出来る。
その場所をもう一度行って描いてみたいと思っている。もう行ったのは昔のことだ。行けば記憶とは違うのだろうが、何か新しい発見があるかもしれないと思っている。その旅行のためにアトリエカーを作ったとも言える。あまり先に延ばせない年齢になっている。来年は実行しなければならない。
予定だけは考えている。車を福岡港まで送る。帰りも福岡かあるいは東京港から石垣までかフェリーでアトリエカーを送るつもりだ。小田原の家に残してあるもので、送りにくいものを車に乗せるぐらいは出来るだろう。もうこんな機会は少ないだろうから、今度小田原に行った時に捜して置くことにする。
車の輸送料金は5万円ぐらいのようだ。飛行機代は1万円ぐらいであるから、それほど高いわけではない。全国のサウナホテル宿泊の旅である。のぼたん農園のみんなには少し迷惑をかけるが、それも致し方ないことだ。何かを諦めなければ、長く家を空けることはできない。
まず福岡に着いたならば、海岸沿いに平戸に向かう。唐津から玄海町。この海岸線も何度も描いた場所がある。名護屋城趾から、波戸岬。加部島にも面白い場所があった。浜野浦の棚田も面白い。平戸までの日本海沿岸は面白い場所が沢山あった。
平戸や島原には一番多く行った。平戸にはここという場所がある。今ならどんな風に見えて、どんな絵を描くのだろう。もう一度見て描く必要がある。阿蘇から高千穂へもゆく。考えれば、もう一度描きたい場所が日本全国にあちこちにある。アトリエカーで移動するなら、かなり自由に絵が描けるはずだ。
今やらないと、この先アトリエカーでの遠征旅行はだんだん無理になる気がする。運転をして疲れるようでは、アトリエカーで絵を描きながらというわけにもいかないだろう。今のところ車の運転を一日してもまだ大丈夫だ。と言っていつまでできるかには、不安があるのも感じている。
九州を出たら、今回は山口から日本海側を移動したいと考えている。山口では萩野先生の菩提寺津和野の永明寺にゆく。萩野先生は一番苦しいときに助けてくれた方だ。島根鳥取とゆっくり歩くつもりだ。行きたいところが色々ある。そのまま大仙蒜山高原をまた描きたい。岡山では醍醐の桜を描きたい。
桜は終わっているのは残念だが、稲の様子が大丈夫なら、3月に出て、4月の稲刈り前に戻るという計画もある。この辺りは田植えをしてから、いつ行けるのかを検討しなければならない。3月に出るというのも悪くないかも知れない。
天橋立から、丹後半島ももう一度描きに行きたい。今なら雪舟の様に描けるのかもしれない。まあそんなはずもないが、前よりは描けるかもしれない。そして福井も懐かしいところがたくさんある。美術部の合宿でいった、三方五湖も。越前大野や勝山や丸岡城も描けるかどうかは分らないが、行きたい場所だ。
そして金沢に行きまた懐かしい景色を描きたい。内灘も随分変ってしまったが、もう一度昔を思いだして描きたい。金沢から富山に行き、富山湾を描きたい。富山湾越しに立山が見える景色はもう一度ぜひ描きたい場所だ。北陸へ行くとどこか懐かしい。こうなると感傷旅行のようだ。
糸魚川から長野に入り、懐かしい妙高山、斑尾山、黒姫山、戸隠山、飯綱山の北信五岳を十分に描きたい。雪が残っている、新緑の頃が良いだろう。そうすると、志賀高原も描きに行かなければ、いつも泊まらせてもらった懐かしい木戸池温泉ホテル。別天地は今どうなっているだろう。
長野にはもう一度描きたい場所がかなりある。更埴の辺りの杏畑も気になる。小諸からの浅間山も描きたいところだ。桜越に雪の残る浅間山が良かった。小海線に沿って描きたくなるような場所が何カ所かある。そうなると御嶽山を描きにに行きたくなる。
そして甲府に出て甲府盆地の懐かしい景色。今回は少しゆっくり描きたいものだ。そして小田原に戻る。予定があるわけではないが、四
月の月末あたりがいいかと思うが、それでは稲刈りが問題になるか。この辺の計画はもう少し先に、田植えをしてから稲の様子を見て決めたいと思う。
月の月末あたりがいいかと思うが、それでは稲刈りが問題になるか。この辺の計画はもう少し先に、田植えをしてから稲の様子を見て決めたいと思う。
荷物などは小田原で積み直しをすればいい。小田原から、今度は東北を回りたいと考えているが、それは次の機会にして、今回は東京から帰るのが良いかもしれない。東北も描きたい場所が山ほどある。福島をめぐり、宮城では蔵王は外せない。蔵王に雪が残る景色はぜひともまた描きたい。となると季節が限定されてくる。しかし、これは次回に回した方が良いのかも知れない。
盛岡の兄のところによる。その前に花巻でイーハトーブに行くつもりだ。それから岩手山を描きたい。宮古から、海岸沿いに、絵を描きに行きたい。昔ずいぶん描いたのだが、描けなかった。そのまま八戸から下北半島へ行く。寂しい景色だったが今行けば描けるだろうか。
津軽山のリンゴ畑も描きたい。良い場所があるのだ。弘前城のサクラも是非描きたい。そして津軽半島を巡り、秋田に向かう。あの辺りの秋田は実に良い。花の時期の男鹿半島の日本海と山の兼ね合いが見事なのだ。次回は東京発で東北旅行を計画した方が良いようだ。