267 水彩画 日曜展示
267 水彩画 日曜展示
549「赤花」
2024.8 中判全紙
550「湿原」
2024.8 中判全紙
551「ヤシのある農地」
2024.8 中判全紙
552「緑の農地」
2024.8 中判全紙
553「田んぼの眺め」
2024.8 中判全紙
石垣島は7月も8月も過去にない暑さだった。暑いことは大変だったのだが、絵を描くことには良かったかも知れない。暑い強い陽射しの風景と向かい合うことが出来た。暑さも描いていたのだと思う。今見ているものを写しているわけではない。
暑さとか、空気の匂いとか、良い風がと夫か。そういう物は絵に表れてくる。石垣島の湿った重い空気の感触など、風景の記憶には重なっている。ああ暑かった、すごい湿度だった。ということは、描く世界に影響しているような気がする。
そういうこともあって、石垣の風景が石垣らしいのはやはり夏なのだ。結局私が描く石垣の絵は、いつ描くにしても夏の絵になるようだ。別段季節を意識しているわけではないが。夏空。夏の海。どうしても表れてくるのはこの季節の物になっている。