第156 水彩画 日曜展示
第156 水彩画 日曜展示
小田原の1週間で描いた絵です。最初の4点は中判全紙です。後は10号ぐらい。完成とは言えないところがある絵もあります。今回は未完成を含めて描いたすべてを展示します。
179「南アルプス」
中判全紙 2023.4
180「南アルプスと一本杉」
2023.4 中判全紙
181「塩山桃満開」
2023.4 中判全紙
182「篠窪春」
2023.4 中判全紙
183「男鹿半島春」
2023.4
184「三津浜富士」
2023.4
185「能登半島静かな海」
2023.4
186「内灘の農地」
2023.4
187「下田港」
2023.4
188「田子魚港」
2023.4
小田原では絵を描いた気がする。いつも農作業をしたということなのだが、今回は絵を描くことが中心だった。小田原や山梨の一番美しい季節に十分に絵を描きたいと思った。予想していたとおり、見事な花盛りの季節だった。芽吹きの柔らかい色が心に染みた。
この柔らかな色調が広い空間に広がっている。もやってはいるのだが、遠くの南アルプスだけは天空に颯爽とある。雪の山岳が輝いている。これを描きたかったのだ。ただただ描いていることで満足が出来た。絵のことよりも、描くという喜びに溢れた。
篠窪もそうだったのだが、この空間の感触こそ絵にしたいというものなのだろう。この空間を感じている感触はたぶん私だけの物のような気がする。ここに自分の世界の捉え方が在る気がした。ただ、その世界を絵にどこまで出来たのかは、残念ながらまだまだのようだ。