楽観主義の免疫強化法
コロナ死者数は一ヶ月で一万人となってしまった。一昨日が過去最高の死者数456人で、今が過去最大のパンディミックになっている。経済のために、コロナでの行動制限は放棄されている。中には何時までも何でマスクをしているのだという人さえ現われている。
80代以上が68%、70代が20%、60代が7%、高齢者が死者の95%なのだ。何度も書いたことだが、今回の第8波が過去最大の流行なのだ。その前の第7派の最大数を超えた。だんだん死者が増えているのが、日本の現状である。
老人国家の経済のためには年寄は早く死んだ方が良いなどと、まさか政府は考えているのではないかとまで疑いたくなる。世界一の長寿社会もいよいよ危ういかも知れない。オミクロン株になって病原性が弱まったなどと一体どこの誰が言い出したのか。
これだけ死ぬ人がいるのだから、少なくとも老人には警戒警報を出さなければ、医療崩壊が始まる。そうなれば、若い人だって交通事故で助かるはずが病院が無いと言うことになる。死んで行く老人が病院を占拠してしまえば、若者の交通事故対応が出来なくなる。
今回の流行はインフルエンザと同時流行だという。年寄は狭い室内は避けた方が良い。これだけは間違いない。外に出るのは健康のために必要である。政府の無策を批判したところでどうにもならないので、年寄のやるべきことを考えてみる。
免疫力の強化である。一番は食事である。最近は常識化されたが、腸内細菌を多種類そろえて活性化することだ。腸内には細菌がおよそ1000種類、100兆個 存在すると言われている。最近にはどうでも良い奴と、悪玉菌と善玉菌がいる。善玉菌を増やさなければならない。
城西大学 薬学部 医療栄養学科 教授清水 純先生の書かれている「腸内細菌と健康」が分かりやすいので、引用させていただく。
悪玉菌は、たんぱく質や脂質が中心の食事・不規則な生活・各種のストレス・便秘などが原因で腸内に増えてきます。腸内細菌は肥満、糖尿病、大腸がん、動脈硬化症、炎症性腸疾患などの疾患と密接な関係があり、これらの患者の腸内細菌は健常者と比べて著しく変化していることが知られています。
一方、健康的な腸内細菌は、ビフィズス菌や乳酸菌(正確には乳酸桿(かん)菌)などの善玉菌が優勢であり、その他の菌ができるだけ劣勢である状態です。善玉菌は乳酸や酢酸などを作り、腸内を酸性にすることによって、悪玉菌の増殖を抑えて腸の運動を活発にし、食中毒菌や病原菌による感染の予防や、発がん性をもつ腐敗産物の産生を抑制する腸内環境を作ります。
また善玉菌は腸内でビタミン(B1・B2・B6・B12・K・ニコチン酸・葉酸)を産生します。さらに善玉菌の体を構成する物質には、体の免疫機能を高め、血清コレステロールを低下させる効果も報告されています。
腸内の腸内の善玉菌の割合を増やす方法には、大きく分けて二通りあります。食品ではヨーグルト・乳酸菌飲料・納豆・漬物など、ビフィズス菌や乳酸菌を含むものです。ただし、これらの菌は腸内にある程度の期間は存在しても、住み着くことはないとされています。そのため、毎日続けて摂取し、腸に補充することが勧められます。
なお、善玉菌は生きて大腸まで到達しないと意味がないと言われますが、死んでしまっても善玉菌の体を作る成分に有効な生理機能が期待できます。
二つめは、腸内にもともと存在する善玉菌を増やす作用のある「プレバイオティクス」を摂取する方法です。食品成分としてはオリゴ糖や食物繊維で、これらの成分は野菜類・果物類・豆類などに多く含まれています。消化・吸収されることなく大腸まで達し、腸内にもともと存在する善玉菌に、好きな炭水化物の「エサ」を優先的に与えて、数を増やそうという考えです。
オリゴ糖は、大豆・たまねぎ・ごぼう・ねぎ・にんにく・アスパラガス・バナナなどの食品にも多く含まれています
腸内細菌が健康的な好ましい状態であるかどうかを知るもっとも簡単な方法は、便を観察することです。善玉菌がたくさん酸を作っていると、色は黄色から黄色がかった褐色で、においがあっても臭くなく、形状は柔らかいバナナ状が理想です。
逆に黒っぽい色で悪臭がある便は、腸内細菌のバランスが悪くなっている状態です。健康づくりにはおなかの中の同居人である腸内細菌の状態を良く知り、仲良くなることが大切です。
分りやすく書かれていて、頭の中が整理できた。食べ物に関してはこれで良いとして、運動を適度に行うことも免疫力を高める。特に外で日に当たりながらの運動は細胞の活性化に効果が高い。畑仕事は達成感もあり、適度に行えば一番良い運動になる。
食べ物運動と来て次は身体を温めること。石垣島に住んでいれば、まずこの点は心配ないだろう。一月の一
番寒い今頃でも昨日は真夏日の26度だった。15度より下がる日はほとんど無い。身体が冷えると言うことはまず無い。
番寒い今頃でも昨日は真夏日の26度だった。15度より下がる日はほとんど無い。身体が冷えると言うことはまず無い。
最後によく寝てストレスを解消すること。その日の疲れはその日に取る。よほどの肉体労働なら別だが、普通の農作業ぐらいであれば、一晩8時間寝れば大丈夫だ。寝るのは案外難しいことだが、いつでもどこでも寝ることだ。寝られなくとも横になっている。
心の疲労は免疫力を低下させる。失敗は誰にもあるし、詐欺に遭ったり、嫌な人と出会うこともある。生きていれば大なり小なり、嫌なことに遭遇する。どう受け流すかである。どのようにあきらめて、忘れてしまうかである。何時までもくよくよしないに限る。ダメでもいいじゃん。と唱える。
良い仲間と楽しく過ごすことしかない。一人でばかりいるのは良くない。よほど辛いことでも、仲の良い友達と話していれば、気分が変わる。すべては楽観である。ダメでもいいじゃん。ダメは次に前に進む反省材料になる。攻めるような人は上手く避けるのが一番。