第82 回 水彩画 日曜展示

   

第82 回 水彩画 日曜展示

今回も10号です。紙はファブリアーノクラシコ






497「夜明けの海」
2021.10







497「北アルプス」
2021.10







498「紅葉」
2021.10








499「花」
2021.10






500「崎枝の田んぼ」
2021.10






501「松原湖」
2021.10






502「日の出」
2021.10




503「網代漁港」
2021.10 1999年に描いたものに手を入れた。






504「窓辺の花」
2021.10





505「夜がきた。」
2021.10


 相変わらず色々の絵が出てくる。何故毎日描く絵がこうも違うのか、改めて並べてみると不思議なことだが、余り考えずにその時描きたいというものに、任せて描いている。その日その時の心境がこうも変わっているのだろう。

 風景を描き始めていたはずなのに、花の絵になってゆくと言うこともある。ということは風景とか、花とか、描く対象のモノよりも、描く色とか、筆触とか、全体の調子とか、絵から現われてくる何物かにしたがっているようだ。

 もちろん花を描いていると言っても目の前に花があるわけでもない。目の前にある花を描くことも良くあるのだが、赤い点を置いた。黄色い面を塗った。そういう時に、ああこれは花だという印象が広がり、次々に記憶の中の花瓶まで描くことになる。

 どの絵も過去に描いたことのある、モノが大きく左右している。まだしばらくはこんな風に描きそうである。またしばらくしたら、目の前の風景に戻るのかもしれない。いずれにしても、その時の気分に従うつもりだ。過去の立派な画家の画家らしい物語とは関係なく絵を描くつもりだ。

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