日中関係の重視
2025/07/16
日本の外交戦略も、経済戦略も中国を中心に考える以外にあり得ない。何故日本の政治家は中国にに行かないのか。不思議で成らない。まず中国に行って、自分の目で中国を見てこなければ始まらないだろう。中国を実際に見たことがないような、政治家には期待が出来ない。
むかし、小林三四さんと言う都会議員がよいよいと言われていた、ソビエトを見に行った。帰ってきて、話した言葉が、ロシアにも路上生活者がたくさんいたと言うことだった。見なければ何も判らない。日本にとって最も重要な国中国を、見に行ったこともないような、政治家ではダメだろう。
私は子供の頃から、中国オタクだった。何故そんなことになったのかは判らないのだが、中国学にはまってしまった。内藤湖南全集を買いそろえて、熟読したくらいだ。大学では中国語を履修した。そして、機会があってまだ高度成長する前の中国に行った。その後も、自然養鶏のことで何度か中国に行くことになった。
自分の目で見てきた中国が、日本の未来に対してどこの国よりも重要な国だと認識している。アメリカは占領国としては重要であるが、信頼できる同盟国では無いことは明らかだ。日本を軍事的に支配し、利用できるだけ利用しようとしている国だ。日本人は敗戦で腰が抜けて、アメリカの言いなりで来ただけだ。
今から60年前に、日本は中国と仲良くならなければ未来がないと、確信した。最初は紅衛兵まがいの毛沢東主義者だったのだが、だんだんそれもどうにもおかしいと考えるようになった。それでも、今も習近平の共同富裕の考え方には期待をしている。いずれにしても、日本の政治家では、二階さんと公明党ぐらいしか中国に行かない。