210 水彩画 日曜展示
210 水彩画 日曜展示
474「舟原のかきつばた」
2024.4 中判全紙
475「舟原カキツバタ」
2024.4 中判全紙
476「ひこば田んぼ」
2024.5 中判全紙
477「ひこばえ田んぼ」
2024.5 中判全紙
478「竹富島」
2024.5 中判全紙
479「ひこばえ田んぼ」
2024.5 中判全紙
小田原に行き舟原溜池の整備をし、舟原ため池で絵を描いた。絵を描くために溜池の整備をしてきたわけではないが、舟原の溜池を美しい場所にできれば、残されるだろうという考えであった。4つあった溜池の内3つはごみで埋め立てられてしまった。
自分で美しい場所にしようと20年も努力してきた場所が、やっと絵が描けるような場所になってきた。今回は、ちょうどカキツバタの花が咲いていた。この目の覚めるような景色を描くことで、何かそこにある良い気配を自分の身体に取り込めるような気がした。
3日間通い、2枚の絵を描いた。それは心地よい3日間だった。眼が新しくなったような気がした。次に繋がるような気がしている。このカキツバタの美しさは、日本の美だと思った。花の赤紫が、葉の緑と水面の深い緑との調和の中にある。日本人の美意識はこうしてできたという事が実感された。